マタニティクラス②助産師さんの話~お産と母乳~

さて、自治体主催のマタニティクラス2日目
今回は助産師さんからの話がメインでした。
個人的に全部メモしたい!録音したい!てくらい勉強になる話が多くて・・・
必死でメモってきたので、まとめておこうと思います。
※あくまでその助産師さんの考えです。ご了承いただければと思います

お産について

立ち合い出産のメリット

「あっち行ってて!」「喉乾いた!お茶!」など旦那だからこそワガママを言えるという強みはあるかも。
必ずしも今まで関わったことのある医者や助産師が付くわけではない。知らない人ばかりに囲まれていると気を遣ってしまうこともある為、知った顔がいるという安心感は大きいのでは。

『おしるし』と『内診の刺激による出血』の見分け方

すぐに止まるならおしるしじゃないと思って良い。
拭いてもまたつく、パンツにもつく・・などがあればおしるしの可能性が高い
その時点ではまだ入院はできないと思うが、心配なら病院に電話しても良い。

★サラサラの鮮血なら異常の可能性有、すぐに電話すること!

『破水』と『尿漏れ』の見分け方

すぐに終わるなら尿漏れ。
断続的にチョロチョロ・・と続くようなら破水の可能性が高い
ある程度の量があるなら匂いを嗅いでみると、尿の匂いかどうか判断できることもある。
破水だった場合、おしるしが混ざってピンク色だったりすることもある。

破水すると外の世界とつながってしまっているので、気持ち悪いかもしれないがシャワーは厳禁。清潔なタオルで拭いて、ナプキンなど当てて病院へ電話。

陣痛中のこと

  • 陣痛始まった頃は、何かしら食べられるようなら食べておいた方が良い。また、寝られるうちはまだ出てこないから、寝られるなら寝る
    お産はかなり体力を消耗するので、食べてない寝てないとなるとしんどい部分も大きい。その先のエネルギー補給大事。
  • 「この匂いが好き」「このCD聞くとリラックスできる」など、安心アイテムを用意しておくと陣痛時助けになるかも。

陣痛が来ている時の体勢、お産を進めるには

痛いからといって横になって寝ていると、赤ちゃんが骨盤に沿ってくの字に上がらなくてはいけないのでお産が進みにくい。
四つ這いなど、赤ちゃんが出てきやすい体勢をとると進みやすくなる。
茶筒をトントンすると落ちていくのと同じ原理で、腰を振ると下がってきやすい。四つ這いで腰ユラユラ揺らすなど有効。

じっとするよりは動く方が良い。寝てるよりは歩いたり階段昇り降りした方が良い。

一番きつい時、とめられない強いいきみ・会陰が焼けつくような感じがする時は、流れに乗って眠れるなら眠った方が良い。旦那からすると「寝てるじゃん!(余裕じゃん!)」と思うかもしれないが、それは脳内麻薬が出て本当につらい痛みから一時休めるようになっている(この時に旦那も一緒に眠ってしまい、先に目が覚めて「何寝てんのよー!!」とキレる妊婦もいる)
寝てはいけない!と思ってしまう人もいるが、ウトウト・・としてまた陣痛が来て・・という状態は、助産師からすると「よしよし、お産がうまく進んでいるな」という感覚なので安心して。

妊婦自身が安心できないとお産は進まない。
草食動物は、もし肉食動物に見つかったら陣痛を止め、その場から逃げる。そして安心できる穴ぐら(暗い、嫌いな相手がいない、温かいなど)に行ってから産む。人間も同じで、安心できないと産む態勢にはなれない。
「寒い」「うるさい」「足が冷たい」「照明が明るい」など嫌な要因があるとお産が進まなかったりする。
「義理の母親が立ち会っていて嫌だ」などもその要因に有り得る。
また、旦那が役に立たない(気になる、役に立たないことにいら立って安心できない)ということもある。その時は「旦那さん、お産進まないからちょっとコーヒーでも飲んで来たら?」など助産師がうまくやることも・・・助産師が旦那さんの気持ちもたてつつうまくやるので安心して。

本人はとにかくワガママになって、自分に正直に安心して産むことに専念するのが大事。

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母乳・ミルクについて

産んだらすぐ母乳が出る?

産めば母乳が出る!というイメージがあるかもしれないがそうではない。

胎盤が取れればホルモン的には「おっぱい出してー!」という指令は出るが、指令を実行するためのスイッチ(赤ちゃんが吸う刺激)が必要。
産まれた日を0日として、産後3-5日くらい経ってやっと出るくらいの感覚。1-3日くらいはほぼ出ず、赤ちゃんはしずくを吸っているだけと思って良い。

赤ちゃんはそれでも生きるために懸命に吸い、スイッチを入れるようになっている。
が「やっと出た―!飲めるようになったー!」の頃、コツを掴みきる前にちょうど退院となってしまう。
適切な位置での授乳の仕方・スイッチの入れ方を、病院にいる間に助産師と協力して覚えていってほしい。

飲んで寝たけどまた泣いてる、私のおっぱいが足りてない?

よくある悩みだが、そんなことはない。

お腹の中にいる時、赤ちゃんは夜型の生活をしている。母から酸素を取って生活しているため、母が起きて動いている間に赤ちゃんも動いて2人分大変になるより、寝ている間に活発に動くことで少しでも母体を楽に、母を守るようにしているらしい。
その夜型生活が産まれてからも続いているので、基本的に泣く。

飲んだら気持ちいいから眠る・・が、泣く!産後一ヶ月はそういうもの
ホルモンの低下・眠れない・おっぱいが足りているか不安・赤ちゃんは泣く・・・産後一ヶ月はどんな性格の人でも誰しも余裕がなくなる。そういうもの。

産後しばらくしておっぱいが張らなくなったけど大丈夫?

3~5ヶ月くらいして相談されることが多い。張らなくなった=母乳の分泌が減ったということではない。
きちんと母乳を作り、出す、というメカニズムが整ってきた証拠と思って良い。
(飲めていないことも有り得るので、不安があれば相談する)

母乳の後でもミルクを飲むのは足りてないから?

母乳で十分足りていても、その後に与えられればミルクを飲む子はいる。

哺乳瓶は飲みやすい!乳房から飲むのと同じように・・と考えられている哺乳瓶はあるが、それでもかなり飲みやすくなっている。
力いらずでがぶがぶ飲めるので楽に飲めてしまう=母乳で足りてるけどミルクがあれば飲む!となる可能性はある。

授乳感覚が3時間空かない!

3時間おきにきちんと飲むとしたら、それは相当うまくいってるけどかなりのレアケース。
時期的にそういうもの。母乳を飲むのは大変なので、うまく飲めずすぐに足りなくなることも多い。すぐに欲しがることも多い。

薬を飲むなら母乳は止めてミルクにするべき?

「鎮痛剤・風邪薬などを飲みたいからミルクにする」というのはもったいない。

母乳のメリット(免疫)を捨てるくらいなら、薬を飲んでいても母乳をあげた方が良いと思う

市販の風邪薬くらいならむしろ飲んじゃえ!(授乳婦×と基本的には書いてあるが、そこまで気にしなくて良い)
本人がどうしても気になるならやめれば良いけれど・・・インフルエンザですら、吸入薬で投薬しながら授乳を続ける人もいる。
心配なら内科に言って授乳OKな薬をもらえば良い。

時間の工夫(授乳何時間前に服用など)で乗り切る人もいる
ホルモン剤など絶対禁忌のものは一部あるが、鎮痛剤・抗生剤くらいならそのまま授乳すればよいと個人的には思う(絶対に丸とは言えないが)

私の母乳よりミルクの方が栄養があるかも・・・

「きちんとご飯食べられてないし・・栄養のない母乳を飲ませるくらいならミルクをあげた方がいいんじゃないか」

そんなことはない。
食べたものの脂肪分と母乳の脂肪量は比例するが、他の栄養素に関しては大きな影響は出ない。
それよりも母からの免疫が入った母乳という点でのメリットの方が大きい
ご飯・味噌汁・焼き魚・あと野菜あればいいかな、くらいで。そんなに気にしなくて大丈夫。
その理由でミルクに変えてしまうのはもったいない。

添い乳は甘えん坊になりやすい?虫歯になりやすい?

甘えん坊や虫歯などの問題の前に、添い寝をすることで赤ちゃんを潰してしまうなど心配ならやめた方がいいかも。でも母親は相当赤ちゃんという存在に対して敏感になっているので、大丈夫だとは思う。

ふわふわのベッドだと窒息の恐れなどもあるので、適切なやり方で行う分には良いと思う

母乳=虫歯の元ということはない。将来的に離乳食など始まってからも、一日一回口腔ケアを行ったうえで添い乳をするぶんには虫歯にはならない
背中センサーが付いてるんじゃないかと思うくらい敏感に赤ちゃんは起きるので、横についていることで眠れるなら添い乳も良いと思う。

泣いてもパパが起きなくてイライラする!

パパにとっては赤ちゃんの泣き声などはただのノイズとして聞こえているらしい。科学的にもデータが出ている。
それに対してママは過敏で、寝ていてもすぐ気付いて起きるようになっている。
性格的なものではないようなので、イライラする気持ちはわかるけれどママもそこは頭に置いておいてあげて。

1歳過ぎたら断乳しなきゃダメ?

1年で止めなければならないということはない(0歳で保育園に入れる場合考える必要はあるが)
上の世代から「そんな水みたいなおっぱい飲ませて・・・いつまでやってんの?」など言われることあるかもしれないが、その時は「助産師さんからも、栄養はちゃんとあるから飲ませてていいと言われてるよ」と言って良い。
人に言われたからやめる必要はない。

母乳が足りているかとにかく不安

みんなが抱える不安。大丈夫。
産後ホルモンも乱れているし、とにかく不安でいっぱいのはず。

  • 保健センターの新生児訪問
  • 地域でやっている助産師さんへの相談
  • 母乳外来

など、使えるものをどんどん使って、周りに頼って!

とにかくイライラして攻撃的になってしまう・・・

産後、母親には愛情ホルモンといわれる『オキシトシン』が分泌されている。
子どもへの愛情ホルモンだが、子どもを守るために他に対しては攻撃的になってしまう。

「ゴミ出しとくからねー」「食器洗っとくよ」など、とにかく旦那さんにうまく動いてほしい。今のママはそういうものだと思ってほしい。とにかくママの話を聞いてあげることが大切
仕事でどうしても無理なら、「日曜まで頑張って!仕事が休みの日にちゃんとゆっくり聞くから!!」でも良い。
ママ本人の性格のせいじゃなくてホルモンのせいと割り切って、どうか優しくしてあげて。

母乳って何がそんなにいいの?

ミルクがダメなわけじゃない。ミルクでもきちんと育つ。でも母乳はやっぱりすごいもの。
一番はやはり母体からの免疫。ミルクにも免疫が配合されているものもあるが高いし、母乳には敵わない。
そして母乳は「無料」!!
「タダで早くてうまい」のが母乳のメリットではないか。

ミルクだと、哺乳瓶なども含めて一歳までに約20万ほどかかると言われている。
また、ミルクだと配合の時間かかる・お湯の準備なども大変。その点、母乳は赤ちゃんが泣いてからあげるまでのタイムラグが圧倒的に少なくて済む
母乳には昆布などに含まれているようなうまみ成分が含まれているため、離乳食が始まる前から色々な味に触れられるというメリットもある。

さらに母体にとってもメリットがあり、最近のWHOの研究結果では長く母乳をあげた方が乳がん率が下がることがわかってきている。
母乳にエネルギー取られるため太らないというのもメリットでは。

母乳で育てたい人ができること

妊娠中

赤ちゃんが吸う力はとにかく強い。
「もう産まれてきて良い」という時期になったら、お風呂などで触る練習しておくと良いかも。
腕を回すなど、上半身を動かして肩こり解消などに努めるのも良い。血液循環が良くなり、結果的に母乳が出やすくなることにつながっていく。
今できるのはそれくらいかな。

出産後

とにかく立ち上げを丁寧に。頑張っておけば後が楽になる。
産後すぐから特に1週間、そしてその後1か月。上手に吸えるようになるまで、適切な吸わせ方を覚えることが大事。
この立ち上げがうまくいかず2,3ヶ月経ってから練習する子もいるが、助産師としては1か月未満で連絡してくれると「良かった!」と思う。
産後すぐはやはり学習能力が高く、1か月未満の方が体得が早い。

行って良かったマタニティクラス!!

このマタニティクラスでは地域の助産師さんの連絡先一覧なども配られ「いざとなったら頼ってきたらいいんだよ!」という雰囲気を強く感じました。

他のママさんたちと仲良くなるなどは残念ながらなかったものの、地域として支えてくれようとしているという空気を感じるだけでずいぶん心強いというか・・・駆け込み寺を用意してもらったような、そんな安心感がありました。

引越してきてあまり時間も経っておらず、馴染みのない町でのマタニティクラス。
ハードルが高く感じていたものの、本当に行って良かった!!
出産予定日まであと約3ヶ月・・・いよいよです。

【こんな記事もあります】

今回は母乳とミルクについて。 色んなこと言われますよね。 産まれてすぐって何もかも不安で、何にもわかんなくてとにかく言われるがままやるしかな...
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