
こんにちは、アラサーかーちゃんのヒナです。
1、2歳頃から楽しめる絵本をまとめてみました
- 絵本を読みながら一緒に遊ぼう
- 簡単なストーリーを楽しもう
- 独特の魅力を楽しもう
という3つに分けて紹介していきます😊
参考リンク:1000万人の絵本ためしよみサイト|絵本ナビ
もくじ
絵本を読みながら一緒に遊ぼう
「絵本を読む」と聞くとなんだか難しそうに感じたり、「きちんと座って読み聞かせをする」というイメージがあるかもしれません。
でも子どもが小さいうちは、『読み聞かせる』より『絵本を使って一緒に遊ぶ』という感覚の方が近いように思います。
絵本を題材にして、一緒におしゃべりを楽しむイメージ。
おいしそうだねーアムアムー
子どもと触れ合うのが苦手な方にもオススメ!一緒に過ごす時間が楽しくなるような絵本を集めました。
おにぎり
【さあ、おにぎり できあがり】
リアルに描かれた熱々のご飯、ぎゅっと握って、具は何を入れよう?
おにぎり│絵本ナビ
保育園で大人気の絵本です。
「おいしそうー!アムーっ!」と食べるマネはもちろんですが、一緒にぎゅっぎゅっと握ったり、湯気が出ている熱々ご飯を触って「アチチッ」と熱ったりするのも楽しいです😊
同じシリーズで野菜の絵本もあります。
こちらは、野菜の畑での姿・八百屋さんに並ぶ時の姿が描いてあります。
やさい│絵本ナビ
リアルで瑞々しくて、丸ごとかじりつきたくなっちゃう!
好き嫌いが多い子、食べる意欲が少ない子も、こういった絵本をキッカケに自分で食べる気になったりします😊
できるかな?―あたまからつまさきまで
こちらは『はらぺこあおむし』のエリック・カールさんの絵本です。
【わたしはあざらしです りょうてをぱんぱんならせるよ あなたはできますか?】
【できるよできるよ ぱんぱんぱんぱん】
絵本いっぱい大きく描かれた動物が、それぞれ得意技を披露。「あなたはできますか?」と勧めてきます。
- ねこの真似をして、四つばいになって背中をぐーんと曲げたり
- わにの真似をして、おしりをくいくい揺すったり
- ぞうの真似をして、足をドシンと踏み鳴らしたり
動物たちの真似をしながら、大人も子どもも一緒になって遊べる絵本です。大人はダイエットになります(笑
保育園ではエリック・カール絵本うたCDをかけて、歌に合わせて遊ぶことが多いです。
CDには『できるかな?』・『はらぺこあおむし』・『月ようびはなにたべる?』の3曲と、それぞれのアレンジ版が収録されています。独特なゆるい空気感が魅力😁
きんぎょがにげた
【きんぎょがにげた どこににげた?】
【おや またにげた】
金魚鉢を飛び出して周りに溶け込んでしまう金魚さん。「あったー!」と探すのが楽しい!
まだおしゃべりできない子も「タ!!」と指差して教えてくれます。
きんぎょがにげた│絵本ナビ
これはもう、どこの保育園でも大人気の王道絵本です。
この絵本は「保育士かーちゃんの絵本カバー活用①ただ壁に貼るだけで、遊びも生活も楽しくする方法!」の遊び方がピッタリ。切り抜いて壁に貼っておくと、本当に金魚が逃げ出してきたみたいで楽しいですよ😊
グッズもいろいろ出ているので、「絵本の金魚さんと一緒だねー」なんてお話しながら使うと楽しそう。

「あった!」と見つけ出すのが楽しい絵本は、『たべたのだあれ』と『うずらちゃんのかくれんぼ』も人気です。

うずらちゃんのかくれんぼ│絵本ナビ
あけて・あけてえほんシリーズ
「はーい!」と一緒にお返事するのが楽しい!!
シリーズの中からまずは【れいぞうこ】をご紹介。
【たまごさーん】【はーい】
【ぎゅうにゅうさーん】【はーい】
表紙が冷蔵庫の扉になっているのが特徴的です。
扉(表紙)をパカっと開けて、いろんなものをお呼び出し・・・最後には朝ごはんが完成して 【いただきまーす】と食べるマネッコをするところまでがお約束。
この【あけて・あけてえほん】シリーズ、いっぱいあります。


あけて・あけてえほん おふろ│絵本ナビ



あけて・あけてえほん かばん│絵本ナビ

この他にも、
があります。
1歳を過ぎた頃から、名前を呼ばれて「はーい!」とお返事するのが楽しい、嬉しい時期がやってきます。
(もちろん時期に個人差はあります、ちゃんとわかるまでは自分の名前じゃなくてもご機嫌にお返事してくれます(笑))
その頃にこのシリーズはピッタリ。
とにかく一緒に「はーーい!!」
手をあげてやたら元気にお返事してくれる姿がとにかくかわいいです。
ボードブック(厚紙絵本)なので、アムアムガジガジお口に入れちゃう子も安心。
おべんとうバス
同じかんじで「はーい!!」とお返事するのが楽しい絵本といえばもう一冊、これ。
【ハンバーグくーん】【はーい】
お弁当の具を次々にバスに乗せていくというストーリーです。
おべんとうバス│絵本ナビ
最後は予想通り(笑)、みんなでおべんとうをアムアムモグモグ食べます。
この絵本もとにかく人気。
何回も何回も「もっかい!」とリクエストされることが多い絵本です。
- 「はーい!」が楽しい!
- バス、おべんとう、おにぎり、など子どもが好きな要素テンコ盛り!
- ボードブック(厚紙絵本)なので丈夫!かじっても大丈夫!
ということで、こちらもかなりオススメです。
簡単なストーリーを楽しもう
1歳頃になってくると、ストーリーがあるものも少しずつ楽しめるようになってきます。
着替え・ご飯・トイレなど、生活に沿ったものは特に人気。
「私もやってる!」「できるよ!」「おんなじ!」という思いがあるんだと思います。
「生活習慣を教えるための絵本」という捉え方をすることもありますが、個人的には「絵本を通して、自然に生活が楽しくなったらいいな」という捉え方をしていきたいと思っています。
ももんちゃんシリーズ
何とも言えないキャラクターが魅力。
どんどこ ももんちゃん│絵本ナビ
ももんちゃんシリーズはたーーっくさん出ているのですが、今回は【どんどこ ももんちゃん】をご紹介。
(絵本ナビさんで特集をやっていたのでこちらもぜひ→ママにも大人気!絵本「ももんちゃんあそぼう」シリーズ)
桃なの?赤ちゃんなの?何なの?という謎キャラクターももんちゃんなのですが、子どもからするととっても魅力的な様子。
ももんちゃんが【どんどこ どんどこ】と進んでいくだけで「キャキャキャッ」と笑いだしてしまったり、橋を渡るところで一緒に真剣な顔をしたりと、ももんちゃんファンの子は多いです。
同じフレーズの繰り返しが多く、子どもの生活がそのままテーマになっているということで、長いお話に慣れていない子もグッと引き込むパワーがあるのかもしれません。
誕生日には、誕生カード付きの特別仕様ももんちゃんがオススメ!

ポップアップ絵本なので、キャラクターたちが絵本から飛び出してきてお祝いしてくれます!
2歳のお誕生日に大人気だそうです!
おーいかばくん
大人もゆったり、一緒に癒される絵本です。

【おーい おーい かばくん】
【きみのせなか かたいのかい それとも ほんとは やわらかいのかい】
この絵本はCDがセットになっています。
男の人の声で【おーい おーい かばくん】と呼びかけるかんじがとてもゆったりしていて、癒やされるというか眠くなるというか・・・(笑
かばくんがノッソリ歩いていたり、ウンチをしていたり、大きく口を開けていたりというそれだけの絵本なのですが、これが1、2歳さんに大ウケ!
何回も何回も「カバクン!」「バクン!(←「カ」が言えてない)」と読んでほしいアピールをしてくれます。
CDをかけながら、一緒にゴロゴロするのもありかなぁと。
保育園ではさすがにそうはいかないですが(笑
大人には難しい!?独特な魅力を味わおう
ただ単に私の感性が追いつかないだけかもしれないのですが(笑)、大人には何が魅力的なのかわからない絵本って結構あると思うんです。
でも子どもはめちゃめちゃ「読んで」リクエストしてくる、なんだかわからない絵本。
「自分が好きなものじゃないと読みにくいんだけどなぁ・・」と初めは思っていたのですが、最近は逆におもしろいなぁと考えるようになって。
何がいいんだかちっともわからないけど、でも自分にはわからない輝き?があるらしい。
それってすごく不思議なことで。
同じものを読んでいるのに、子どもには違う世界が見えているのかなぁ。
もこ もこもこ
『感性で味わう絵本』の王道(だと思う


もこ もこもこ│絵本ナビ

初めて読んだ時は「なんじゃこりゃ?」だったのですが、今では大好きな絵本です。
「試し読みはコチラ」のリンク先に、作者の谷川俊太郎さんが読み聞かせをしていらっしゃる動画があります。
ぜひ!ぜひそれを!見てください!!
何回も何回も数え切れないくらい読み聞かせをしてきて完全に暗記している私ですが、それでも楽しくて笑っちゃう。
さすが谷川先生・・・
動画に子どもたちの声も入っているので、楽しみ方も伝わってきます。ぜひぜひ!
こういう風に感性で読む絵本って、どんな風に読んだらいいのか難しく感じたりすることもあるかと思います。
読み方に正解はないしどんな風に読んでもOKなのですが、こんな風に楽しんでいる姿を実際に見られると、読む時のイメージがしやすくていいなぁ。
どんどんどんどん
私が本屋さんで見たら、まず選ばないだろう絵本。
ちょっとマイナーだと思います。

少年がひたすら【どんどんどんどん】歩いていきます。
表紙のこの何とも言えないどす黒いかんじ?が、内容はもっとパワーアップしています。
町とか森とか、踏みつぶしてどんどんどんどん歩いていく。
周りのものは壊れまくりです。ぐちゃぐちゃです。なんだかよくわかんないです。
正直、これの何がいいの?って。
でも、この絵本を読んでいた保育園ではすごく人気があって、みんな何回も何回も読んでキャッキャと笑って楽しんでいました。
ある勉強会で聞いたのが「この絵本は1、2歳くらいの子たちにぴったりだ」という話。
まだ周りのものがきちんと把握できているわけじゃなくて、とにかく自分が自分が!って思いでいっぱいで、大人が止めるのも聞かずにどんどんどんどん好きな方に進んでいきたい!!そんな子どもの思いが詰まった本なんじゃないかって。
なるほど、現実にはどこまでも進ませてあげるわけにはいかないけれど、絵本の中でそういう気持ちを味わわせてあげるというのはひとつなのかもしれないなぁ・・と。考えさせられたのを覚えています。
めっちゃオススメできるかというと、少し違うというか悩ましいところではあるのですが(笑)、こういう考え方もあるんだなぁと私自身勉強になったので挙げておきます。興味がある方はぜひ。
以上、【保育士かーちゃんのオススメ絵本②(1、2歳~)】でした!
こちらもぜひどうぞ!