寒くなってきて、布団に入ってモゾモゾしてるといつも思い出す話があります。

子どもの頃に読んで、涙が出るまで笑った「ふくろうくん」っていう本。

ふくろうくん│絵本ナビ

小学校の教科書に出ていた「がまくんとかえるくん」と同じ「アーノルド・ローベル作、三木卓訳」の本です。

当時音読させられすぎて「あーのるどろーべるさく、みきたくやく」ってなんか暗号みたいだなーってずっと思ってました。

・・・というのは余談として、今回はかえるくんじゃなくて「ふくろうくん」の話。

「ふくろうくん」には5つのお話が入っているんですが、その中の「こんもりおやま」っていう話がすごく好きで。

ベッドに入ったふくろうくんが眠ろうとした時、毛布の下にこんもりしたふたつのおやまを見つけました。
「もし、ぼくが寝ている間にどんどん大きくなったらどうしよう?」って気になって、気になって・・・。
さて、こんもりくんの正体とは?

絵本ナビ

『こんもりくん』が気になって、右足を上げ下げ上げ下げ・・・

「こんもりくんが動いてるよ!!!!」

「僕が動かすと、また動くよ!!!なんなんだこんもりくん!!!!!」

って、ふくろうくんがすごい困ったりプンスカしたりするっていう話です。

さて『こんもりくん』の正体は!?って、言わずもがな自分の足なんですけど(笑)、でもこれがもう面白くて面白くて、当時の私はヒーヒー言うまで笑って、もう読めなくなるくらいだったんです。

でもこれ、よく考えたら、子どもの姿そのものじゃない??って。

息子が布団を見て「なんだこれ?!」ってなるかはどうかはわからないけれど、

少なくとも赤ちゃんは自分の手の存在を知らなかったから『ハンドリガード(手の存在に気付き、じっと見つめる行動)』するわけで、それってなんだかとっても「ふくろうくん」だなって思ったりしたんです。

大人にとってはアタリマエのこと・疑問にすら思わないことが、子どもからしたら全て疑問と不安と発見と、輝きに溢れているのかもしれない。

そう考えたら、なんだか本当に、子どもってすごい。

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いつかこの子も大きくなる。今の私と同じように、大人になる。

でもそれまで、せめて子どもの間は、頭でっかちにならずに自分自身でいろんなことを体験して、発見して、大きくなっていってほしいなぁなんて。

改めて思ったのでした。

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ちなみに「ふくろうくん」に入っている他のお話もめちゃおもしろいです。

涙でお茶を淹れてみたいから悲しいこと考えよう!とか、

家の1階と2階に同時にいるために階段を猛スピードで昇り降りしてみよう!とか、

お月さまはめっちゃついてくるのになんで家のドアの中には入ってこないんだ、とか。

おもしろくて、かわいくて、微笑ましくて。

子どもの頃は爆笑したけれど、今はなんだかホッコリします。

全部覚えてるけど、もう一回読み直したいなぁ。引っ越しの時に手放してしまったみたい。

将来息子に読んであげたいし、買い直そうかな。

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