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先日、こんなツイートをしました。


反応をいただくことが多かったので、自分のメモも兼ねてまとめておきます。

私が夫のモラハラに悩んで検索を繰り返していた頃、行き着くのはいつも「モラハラは直らない、逃げろ」でした。

実際にそうだと思います。

我が家はたまたまうまくいっただけで、考えるよりも今すぐ逃げたほうがいいケースが多い。私もそう思っています。

でも、当時の私が知りたかったのは、

「今の自分に何かやれることはないのか」

ただひたすらそこでした。

逃げるとか離婚とか、最終的にはその結論にたどり着くかもしれません。

でもまずはその前に、現状を維持したまま、今の自分に何かできることはないのか。

この記事には、今の私が思うその「何か」をまとめました。

>>【夫婦対談】新婚で離婚危機!?修復のきっかけになった妻の言葉「夫婦は他人」の意味とは?

口調を荒らげず、泣かず、淡々と訴える

パートナーが勝手に怒り、
反論や質問をしても答えてもらえず、
最終的に「もういい」と一方的に打ち切られる

という問題。我が家もずっとそうだった。

答えがないまま「もういい」のときもあったし、終わったはずなのにずっとイライラされ続けることも多かった。

同棲~結婚後しばらくは怯えて過ごしていたけれど、離婚を覚悟してからはこの『勝手に終わらせる』のを阻止するようになった。

何が「もういい」の?私は全然よくない。
キレられるのってすごくキツイんだよ。理由がわからないままじゃまた同じことになるから困るよ

こう言うと、毎回いろいろ言い返された。

  • 別にキレてない
  • どうせ言ってもわからない
  • 理由なんて毎回違うから、今説明しても意味がない
  • そっちだってキレてるくせに etc...

はじめはその度に動揺した。でもそれではダメだった。

一番効いたのは、何を言われても口調を荒らげず、泣かず、精神的な立ち位置を変えず、淡々と訴えること。

あなたがどう思っていても、私にとってはすごく怖い態度なんだよ。
ちゃんと理由があるなら説明してほしいし、ただ機嫌が悪くて当たってるだけならやめてほしい

こんなのをずっと繰り返す結婚生活は嫌なんです。
あなたがこのままやっていきたいなら、別のパートナーを探してほしい。私には無理です。

口調を荒げるとヒートアップして、ただ怒鳴られて終わりになってしまう。

泣くと「どうせ泣いてる」と思われて聞いてもらえない。

動揺を見せると「やっぱり自分(夫)が正しい、お前が間違ってる」となって言いくるめられる。

とにかく一定の立ち位置で淡々と訴えるまで、私の言葉はまったく届かなかった。

「相手が」ではなく「自分は」を考えるクセをつける

この“淡々と”した言い方に至るまで、いろんなやり方を試しては失敗していた。

もともと私がやろうとしていたのは

  • 相手がこう言ってきたらこう返そう
  • こんな態度だったらこうしよう

という、『すべて相手次第』の考え方。

でもそれではうまくいかなかった。

私より夫の方が口が回るし、キツく言われると固まってしまって声が出なくなる。言葉の意味を理解しようとして頭の中がぐるぐるして、怖くて涙が出てどうにもならなくなる。

何かされたり言われたりしてから考えて動くなんて、絶対に無理だった。

そうではなくて、

あなたは良くても、私は良くない

あなたにとってその言い方が普通でも、私にとっては怖い

あなたは「これくらいで離婚なんて」と思っても、私にとっては無理

とにかく「相手がどう思っているか・どうしたいか」ではなく「自分はどうなのか」を考えるクセをつけること。

自分はどう思っているのか、何が嫌なのか。

相手の言い分に対する屁理屈ではなく、自分の気持ちを自分できちんと認めて、相手に伝える。

・・・なんて今だから言葉にできるけれど、これがまぁとても難しくて。実行できるようになるまではものすごく時間がかかった。

「自分を知る」ということ(2019.4.8追記)

先日読んだ本のあとがきに、こんなことが書いてありました。

相手を知るより前に、まず「自分」を知らなければならない。実は「本当は自分が何を求めているのか」を自分でもわかってないことが多いというのを、私は初婚の失敗で学びました。(略)
ぼーっとしてたら「世間のなんとなく」に流されて自分の本当の気持ちすらわかってなかったりするのに、自分以外の人間が最適な答えを察して行動してくれるわけがないんです。だから、夫婦関係をメンテナンスするなら、自分を掘り下げて「何がしたいのか」「何がしたくないのか」「何が幸せか」「何が苦痛か」を知っておかなければならない。そしてちゃんと自分の正解を理解して、相手に伝えなければ「カスタマイズ」はできないのだと思うようになりました

これ、まさに私が思っていたことだなぁと。

著者のさるころさんもバツイチなので、感覚が似ているところもあるのかもしれません。

旦那さんがキレ癖があるところも同じで、とにかく他人事とは思えない一冊でした。少しでも気になった方はぜひ。

「夫が」嫌だと思うなら、私も直す

はじめのうち不安だったのは、夫に同じように言い返されることだった。

「オレはお前のこういうところが無理」なんて言われたらどうしよう。それってとてもキツイ。

・・・でも、ある日ふと納得した。

相手と自分の価値観は違う。常識も、感じ方も。
相手にとって「無理」なことを自分がしてしまっていて、それでもこの先も一緒にいたいなら、それはもう直すしかない。

夫も私も、立場は対等。

相手が嫌なことをしてはいけない、ただそれだけのことだった。

間違っているのは自分の方?

もうひとつ怖かったのは、

もしかしたら自分のほうが間違っているんじゃないか?

ということ。

この程度のことが気になるなんて、おかしいのは自分かもしれない。心が狭すぎるのかもしれない。

すごく悩んだ。でも。

仮に間違ってたとしても心が狭くても、本当に「無理」なものは「無理」だ。

怖くて苦しくて息苦しくて、そういう相手をどんどん嫌いになって、その「無理」な気持ちだけは『事実』だ。

私はあなたを苦しめたいわけじゃない、無理に価値観を変えたいわけでもない。
私のことを「おかしい」「間違ってる」と思うなら、もしかしたらそうなのかもしれない。ただ「今のままでは一緒にいられない」それだけは事実。

一緒に生きていくなら、一緒に考えて。
そうじゃないなら、もう離れよう。

これが私なりの答えだった。

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ビクビクする生活は、やっぱりおかしい

相手が「勝手に怒る」ことが続くと、ずっと怯え続けるくせがついてしまう。

これが気に障ったらどうしよう、ここで怒られるかもしれない、あぁ違う今日はこっちか、どうしようどうしよう・・・

そうやって何をするにもビクビクして、そのせいで余計にミスが増えてキレられて。

怖かった。とにかく怖かった。

少しでも笑っていてほしくて必死に機嫌をとって、でもその態度が気に入らないと余計にイライラされて。

あの頃を振り返ると、やっぱりあんな生活は「おかしかった」と思う。

夫婦は他人。

あんなにツライ思いをしてまで一緒にいることはない。

自分のツライ・しんどい気持ちを打ち明けることもできない相手と一生一緒にいるなんて、そんなのもったいなすぎる。

 

私が離婚を覚悟したのは妊娠前だった。

子どもがいるとなると話はまた大きく変わる、お金のこと・親権のこと・家のこと・まわりの目・・・問題はきっとたくさんある。

私にはその苦労は計り知れない。軽率に「がんばって」なんて言えない。

でもやっぱり、自分を本当に大事にできるのは自分しかいない。

すごく残酷で苦しいけれど、自分のことは自分で幸せにするしかない。

そしてそれは、大切な人を幸せにすることにもつながる。今の私は、そう信じている。

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