長男もこの春ついに小1に!そこで通話機能付きのGPS端末を検討したのですが、無料通話が使えるキッズケータイは基本的にキャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)の機種のみ。我が家は格安SIMユーザーなので使えません…
そのため、トークありの小学生用GPSとして「Botトーク」「みてねみまもりGPSトーク」を実際に試して比較してみました!
みてねは2024年3月25日に出荷を開始したばかりの新商品。どこより速いレビューを目指してレポしていきます✨
結論:みてねみまもりGPS一択!子どもも大人も使いやすく、充電持ちにも期待できる
スペック・実際の使用感を確認した結果、我が家的には「みてねみまもりGPS一択」という結論が出ました👀
- 基本機能はどちらもほぼ同じ
- メッセージの送りやすさ・既読通知などの使い勝手は、みてねのほうが優秀
- 電池容量・通信方式などのスペックも、みてねのほうが有利
GPSによる位置表示・登録ポイントからの出入りを通知・複数人での見守り…といった基本機能は、Botトーク・みてねみまもりGPSのどちらも揃っています。
差があるのは、電池容量・通信方式などのスペックや、移動履歴の保存期間といった細かな使い勝手への配慮。2022年発売のBotトークに比べると、2024年3月発売のみてねみまもりGPSトークが優れているのも当然かなと思います😅
また、今回いろいろと問い合わせてみたところ、みてねのほうがサポートセンターからの反応は速めでした。返信の感じもよく、写真サービスも含めて今後もお世話になっていきたい!という思いが強くなっています✨
Botトーク・みてねみまもりGPSトークで同じところは?
ではさっそく、Botトーク・みてねみまもりGPSトークの共通ポイントをチェックしていきましょう!
メイン機能はGPS・ボイスメッセージの1台2役。両者とも、契約後に「GPSのみ」「GPS+ボイスメッセージ」のプラン変更ができます。それぞれのプラン月額や本体価格も同様。基本的な機能はほぼ変わりません。
共通性能 | |
---|---|
メイン機能 | GPS・ボイスメッセージの1台2役。あとで変更可 |
月額通信費 | GPSのみ:税込528円/GPS+ボイスメッセージ:税込748円 |
本体価格 | 税込5,280円(みてねはキャンペーン適用価格) |
保証期間 | 1年 |
AI搭載 | 子どもの行動範囲を学習し、外れたときに通知 |
スポット登録 | 学校・習い事・自宅などを登録可。出入りを通知 |
複数人・複数台の見守り | 対応 |
経路確認・ストリートビュー表示 | 対応 |
電池残量低下時の通知 | 対応(スリープモードでは通知なし) |
トークの既読表示 | あり |
本体の値段はキャンペーン適用時期によって変わる可能性あり
本体価格の税込5,280円も、2024年5月時点では同じです。ただし、Botトークは「子ども安全支援価格」として価格改定済み。みてねみまもりGPSトークは通常税込5,680円で、「新入園・新入学お祝いキャンペーン」を適用することで同じ価格となっています。
購入時期によって価格に違いが出てくる可能性があるので、キャンペーンのタイミングを狙うのがおすすめです👀
アプリの通知バッジは、Botトーク・みてねみまもりGPSトークともに表示なし
登録スポットから出入りしたとき・普段の行動範囲から外れたときなどは、Botトーク・みてねみまもりGPSトークのどちらもアプリに通知が来ます。
しかし、なぜか通知バッチ(アプリの右上に赤く表示される数字)は無し…サポートセンターに問い合わせてみても、通知バッチには両者ともに非対応とのことでした。
Botトーク・みてねみまもりGPSトークの違いをチェック
続いて、どちらを選ぶか決めるうえで気になるBotトーク・みてねみまもりGPSトークの違いをチェックしていきましょう!
我が家はあまり考えずにBotトークを買ってしまいましたが(そして買い替えることに…)、発売時期に約1年半の差があるだけあり、みてねみまもりGPSトークのほうがスペックは上です。
公式サイトで公表しているスペック・実使用での比較をもとに、以下の表に違いを書き出してみました。それぞれ、有利だと思われるほうにピンクの背景色をつけています👀
Botトーク | みてねみまもりGPSトーク | |
---|---|---|
発売年 | 2022年 | 2024年 |
サイズ | 50×50×21mm | 50×50×22mm |
重さ | 50g | 63g |
バッテリー | リチウムイオン電池1400mAh | リチウムイオンポリマー電池2000mAh |
充電持ち | 【GPSプラン】 ・バッテリー優先モード(最短3分間隔):2週間〜1ヶ月強 ・頻度優先モード(最短1.5分間隔):1週間〜3週間強 【GPS&トークプラン】 ・バッテリー優先モード(最短3分間隔:1週間〜2週間強 ・頻度優先モード(最短1.5分間隔):4日〜1週間強 | 【GPSプラン】 ・省エネモード(通常3分間隔):最大2ヶ月 ・高頻度モード(通常1.5分間隔):最大1ヶ月 【ボイスメッセージ付きGPSプラン】 ・省エネモード(通常3分間隔):最大3週間 ・高頻度モード(通常1.5分間隔):最大2週間 |
耐久性 | 生活防水・防塵・耐衝撃 | 生活防水・防塵(IP55) |
付属品 | なし(充電端子はUSB-C) | ・USB Type-Cケーブル ・専用ストラップ ※ACアダプター別売 |
測位方法 | ・GNSS(GPS/みちびき QZSS/BeiDou/Galileo/SBAS) ・アシストGPS(A-GPS) ・クラウド測位( WiFi/携帯基地局) ・モーションAI(加速度/ジャイロ) | ・GNSS L1/L5デュアルバンド(GPS/みちびき QZSS/BeiDou/Galileo/GLONASS) ・アシストGPS(A-GPS) ・Wifi携帯基地局 ・加速度センサー ・SBAS |
トーク録音時間 | 1秒以上、40秒以下(短すぎると送れない) | 最大40秒 |
トーク再生時の通知 | メッセージ画面に「既読」表示 | 再生時の通知+メッセージ画面にアイコン表示 |
ボイスメッセージの文字表示 | 音声AIによる書き起こし機能あり。性能はいまひとつ | なし |
通信 | LTE-M(ドコモLTE) | LTE Cat.M1(ドコモLTE・KDDI LTEのデュアル通信) ※基地局との通信が完全に圏外またはオフラインの場合、ネットワークが自動的に切り替わる |
移動履歴保存期間 | 1週間 | 3ヶ月 |
カラー | なし(カバー3色) | 4色(カバー4色) |
歩数計 | なし | あり |
スポット登録 | 見守る人がそれぞれ登録 | 管理者アカウントで登録したスポットを共有 |
Botトークのほうがわずかに軽いものの、サイズはほぼ同じ。あとは、充電持ち・通信方法・移動履歴の保存期間など、どれを取ってもみてねのほうがメリットが大きいです🥹
【公式】 BoTトーク こどもGPS 親子でトークを送り合える 高精度GPS 見守りAI搭載 日本製 超ロングバッテリー
みてねみまもりGPSトークは電池が長持ち!充電の手間を減らせる
電池の容量は、Botトークがリチウムイオン電池1400mAh、みてねみまもりGPSトークがリチウムイオンポリマー電池2000mAh。みてねみまもりGPSトークのほうが電池容量が大きめです。公式サイトで発表されている充電持ち期間を見ても、みてねみまもりGPSトークのほうが長そう!
実際にみてねみまもりGPSトークを使い始めたら、充電持ちを比較して追記していきますね✨
みてねみまもりGPSトークはスポット登録が一括でできて便利
自宅・学校といったスポットの登録がしやすいのも、みてねみまもりGPSのメリット。
Botトークは見守る人(大人)がそれぞれのアカウントで登録する必要があるのに対し、みてねみまもりGPSは管理者アカウントで一括登録する仕組みです。
登録作業ははじめだけのことですが、「みんなで同じように見守れる」のは安心感あり。通知が来るタイミングが揃うので、「今から迎えに行ってほしい」といった連絡もスムーズに進められそうです。
みてねみまもりGPSトークはデュアル通信の安心感あり。ドコモ・KDDIのデュアル通信に対応
通信方式にも差があります。BotトークはドコモLTEを使っているのに対し、みてねみまもりGPSはドコモ・KDDIのデュアル通信に対応。基地局との通信が圏外になったり、オフラインになったりしたら自動でネットワークを切り替える設計になっています。
普段使っていてそこまで違いを感じることはないかもしれませんが、少しでも通信が途切れにくい工夫があるのは親として安心ポイントかなと思います。
みてねみまもりGPSトークはメッセージ確認時の通知あり!子どもの動きがわかりやすい
子どもがボイスメッセージを再生した際、みてねは「〇〇がボイスメッセージを再生しました」と通知が来るシステム。子どもの動きがわかるので安心感があります😊
さらに、既読メッセージの下には子どものアイコンがついてお知らせ。「このメッセージまで確認済みだな」とわかって便利です!
対するBotトークは、メッセージ画面に既読がつくのみ。これだけでも「ちゃんと聞いてくれてるな」という確認はできますが、リアルタイムで様子を把握したい場合にはみてねのほうがいいかも👀
子どもの声を文字に書き起こす機能は便利なので、もう少し性能アップしてほしい!そうしたらBotトークの大きな魅力になるのですが…上の画像でも、「ポンコになるルートをやって」ってなんだかわからない文章が出ています😅
Botトークは短すぎると録音できない。使い方を練習しておくのがおすすめ
Botトークは、短すぎるとメッセージを送れないのもネック。送信が成功したか失敗したかは録音後の音で判断するしかないため、慣れないうちは「送ったつもりだったけどできてなかった」となる可能性があります👀
Botトーク・みてねみまもりGPSのどちらも本体からの録音方法は基本同じで、以下の手順です👀
- ボタンを長押し
- 赤く光ったら話す
- ボタンから手を離したら送信
Botトークの場合、送信後に「ピロン⤴」と音が鳴ったら送信成功、「ピロン⤵」と音が鳴ったら送信できていません😅(下の動画の場合、1回目がNG、2回目が成功)
みてねで送信する場合は、以下のとおり。
みてねもうまく録音できないことがありますが(赤く光ってからすぐに話すと冒頭が切れる)、その場合もメッセージ送信自体は可能。大人から「うまく録音できてないからもう一回送って!」と伝えられるので、みてねはBotトークに比べて「送ったのに」「何も来てないよ?」というすれ違いが少なそうです😂
ほかのおすすめGPS端末もあわせてチェック!
最後に、通話機能ありで検討していた腕時計型キッズケータイや、我が家は外出時に活用しているAirTagについてもご紹介します!
とくに腕時計型キッズケータイのmyFirst Foneは試してみたい…習い事が多いなど、子どもと離れている時間が多いご家庭ではとくに便利に活用できそうです。
安さ重視で選ぶなら、トークなしの「みてねみまもりGPS」をチェック
本体価格を抑えたいなら、トーク機能なしの「みてねみまもりGPS」をチェック。元値は税込5,808円ですが、新入園・新入学お祝いキャンペーンで税込2,904円(50%オフ)になっています。
月額料金は税込528円。みてねみまもりGPSトークを、GPSプランにしたときと同じです。トークはなしでいいかも?ということであれば、はじめからこちらにしておくのがおすすめ👀
通話機能ありなら腕時計型のmyFirst Foneがよさそう
もともと通話ありのGPS端末を探していたため、myFirst Fone(マイファーストフォン)も候補にあがっていました。
- 2017年に初代を発売したキッズ向け腕時計型スマートフォンシリーズ
- 販売元はシンガポール発の子ども向けスマートデバイス・サービス企業myFirst(旧・Oaxis)
- 音声通話・ビデオ通話・GPS居場所情報・ワンタッチSOS機能などに対応
- 本体価格は1〜2.5万円程度
ソフトバンク回線を使った専用通信プランが用意されており、公式サイトによると月額1,000円弱で利用できるんだとか。新しい機種であるmyFirst Fone R2には、心拍数モニター・広角レンズ500万画素カメラなどもついていました。
ただ、身の回りでは使っている人がおらず…本体価格がやや高いこともあり、今回は見送りました💦
キーホルダータイプ・充電なしのAirTagも便利
通知など細かい機能がいらないなら、AirTagを使うといいかも。コイン程度の大きさで小さく軽いうえ、Appleの人気商品なのでかわいいキーホルダー型カバー・腕時計型カバーがたくさん売っています。
充電する必要がないのも高ポイント!電池交換式で、約1年は持つそうです。ランドセルにつけっぱなしにしておけばOKというのは気楽だなぁ。持ち物につけておけばOKなので、機器の操作をするのは難しい2歳・3歳の子にも持たせやすいはず✨
「アプリを開いたときにどこにいるかわかればいい」ということであれば、これで十分かなと思います。月額もかからないしね😂
留守番が多いなら、コクヨ「はろここ」シリーズを揃えるのもあり
文房具のイメージが強いKOKUYO(コクヨ)からもGPS端末「はろここ」が販売されていました👀
>>はろここ基本的な機能はみてねGPS・Botなどと同じですが、こちらはデザインが可愛い!持ち物につける「はろたぐ」や、メッセージ交換機能付きのモニター「はろもに」とあわせて使えるのが特徴です。
留守番が多いおうちでは、連動させて使うことで生活がスムーズになるかも?わたしもまたリサーチしてみます!