赤ちゃんの無呼吸やうつ伏せを教えてくれる感知センサー「AKOi Heart(アコイハート)」をTwitterで知り、購入してみました。
2019年5月30日に発売された商品です。赤ちゃん用のセンサー・モニターをご検討中の方のお役に立てれば嬉しく思います。
- 赤ちゃんの呼吸・うつ伏せ・おしっこをスマホに通知
- 操作はすべてアプリから
- 充電式
- Bluetooth接続
AKOi Heart(アコイハート)とは
まずは簡単にAKOi Heart(アコイハート)についてご紹介。
アコイハートは「赤ちゃんの状態を感知してスマートホンにお知らせしてくれるベビーケアアラーム」です。
感知できるのは次の3つ。
- 呼吸
- うつ伏せ
- おしっこ
公式動画や宣伝記事を見るとパパ向けのアピールもが多いようです。
育児広告にパパが増えてきているのは嬉しいなぁ、それだけでこの企業を応援したくなります😁
参考記事:初めての育児でも安心。スマホ連動のベビーアラームはパパの強い味方だ
AKOi Heartの内容物と準備
内容物
届いたAKOi Heartをさっそく開けてみます。まず箱のサイズに驚きました。小さいし軽いしおもちゃみたい!
内容物はとってもシンプル。本体(クリップ付き)・充電コード・取扱説明書。以上です。
本体の大きさは3.9×2.8cm、厚さは0.9cm。重さはたったの9g!
iPhoneと比べるとこんなかんじです。存在感がなさすぎて無くしそう・・・
ちなみに、パッケージの雰囲気から海外製品かと思いましたが、山形県の株式会社AJAX(アイアス)のオリジナル商品でした。
本体充電・アプリのダウンロードと設定
まずは本体を充電します。直接コードを刺すだけなので簡単。
充電している間にAKOi Heartアプリをダウンロード。アプリストアで「アコイハート」と検索すれば出てきます。
充電後、アプリ内のBluetooth設定で「接続可能な機器」に「AKOI_HEART」が表示されたらタッチ。
設定はこれで完了です。簡単!
AKOi Heartの使い方
呼吸状態・寝返りを教えてほしいとき
ではさっそく、AKOi Heartで「呼吸状態」と「寝返り」の感知機能を使ってみます。
まず、本体を赤ちゃんの服に取り付け。付ける位置はおヘソの下あたりが良いらしい。クリップを横向きにし、服の下に入れて・・・
服の上から本体を押し込みます。
操作はすべてアプリから。「センサー感知」画面を開くと「呼吸」「うつ伏せ」「オムツ」のアイコンが表示されています。
「呼吸」「うつ伏せ」のアイコンをタッチすると、感知センサーがONになります。
それぞれ異常が感知されるとスマホに通知が来ます。
AKOi Heart通知のタイミング
- 赤ちゃんの呼吸が10秒間感知されなかった時
- 赤ちゃんが120度以上の寝返りをうった時
アプリを開いている時はもちろん、他のアプリを使っている時・スマホをロックしている時もきちんと通知されます。
アプリを開いている時↓
他のアプリを使っている時↓
スマホをロックしている時↓
通知方法や音は「環境設定」から変更OK。詳しくは後述します(→スマホへの通知方法は変更できる?)
※後日、呼吸は「腹部の動き」に、うつ伏せは「回転」に文言が変更されていました(2019.11.7追記)
リアルタイムチャートについて
呼吸感知センサーをONにすると「リアルタイムチャート」が表示されます。今~60秒前までの動きをグラフで見ることができる機能です。
赤ちゃんが体を動かしていればグラフの線が大きく動き、眠っているときはお腹の動きのみなので小さな波になります。
おしっこが出たら教えてほしいとき
続いて「オムツ」感知機能を使ってみます。
今度はAKOi Heart本体を縦にして、オムツに直接取り付け。本体の裏側はマジックテープ仕様になっているので、オムツの表面にピタッとくっつきます。
取り付けたら、今度は「オムツ」のアイコンをタッチして感知センサーをONにします。
これでAKOi Heartがオムツの状態をチェックしてくれます。
AKOi Heart通知のタイミング
- オムツ:おしっこが出た時
本当におしっこが出たらわかる?これはさすがにうまく反応しないんじゃ?と思っていましたが、バッチリ通知が来ました。
ただ「呼吸・うつ伏せ感知」と「オムツ感知」は別々にしか使えません。
本体を取り付ける位置が違うので、同時チェックはできないんです(呼吸・うつ伏せ感知はお腹の上、オムツ感知はオムツに貼り付け)
呼吸・うつ伏せ・オムツとすべてをチェックしたい方のため、2個セットも販売されています。
AKOi Heartのここが気になる
基本的な使い方以外で、私が購入前に「ここってどうなの?」と気になっていた部分をまとめておきます。
スマホへの通知方法は変更できる?
AKOi Heartからスマホへの通知方法は、アプリの設定画面で変更することができます。
アラームパターン
- サウンド、バイブ、サウンド+バイブ、の3パターンから選択
音
- 呼吸、うつ伏せ、オムツ、それぞれの通知音を選択(アプリ起動時)
プッシュ通知
- プッシュ通知音を選択(スマホスリープ時・アプリを閉じている時は、どの状況でもすべてこの音で通知)
接続切れ通知
- AKOi HeartとのBluetooth接続が30秒間切れたときに通知する or しない
ただひとつ注意点として、スマホをマナーモードにしていればそちらが優先され、サウンドは鳴りません。
普段からマナーモードにしている方はお気をつけ下さい。
充電はどれくらい持つ?
AKOi Heartの充電について、メーカー公表のデータは以下のとおりです。
- 充電時間:約2時間
- 電池持ち時間:約160時間(1週間)
- 電池寿命:約500回(完全放電後、満充電で使用時)
実際の使用状況で言うと、ほぼ毎日「呼吸」センサーをONにしていますが、1ヶ月間で充電したのは3回程度。使う前は電池寿命500回というのが心配でしたが、この充電ペースなら特に問題はないと思います。
Bluetoothの接続範囲は?
AKOi HeartとスマホはBluetooth接続。
接続範囲は「直線距離で約10メートル」で、壁やドアを挟むとさらに短くなります。範囲外になると接続が切れ、30秒間そのままだと通知が来ます(通知OFFにすることも可能)
ちなみに我が家の場合、玄関まではOK。ドアから一歩出ると接続が切れてしまいました。おうちが広い場合・一階と二階で離れて使いたい場合などは注意が必要です。
AKOi Heartとスヌーザヒーロー、どちらがオススメ?
実は、我が家がベビーモニターを購入したのは二回目。長男を出産した頃はスヌーザヒーローという商品を使っていました。せっかくなので、それぞれの機能・使い勝手など比較してみたいと思います。
AKOi Heartとスヌーザヒーローを比較
ふたつの違いをザックリ表にしてみました。
※うつ伏せ・オムツ感知はAKOi Heartだけの機能なため、呼吸感知のみ比較します
※価格は2019年11月時点のものです
AKOi Heartの方が小さくて軽いので、子どもにとっての違和感は少なそうです。
充電と電池交換、どちらが面倒と感じるかは人によって分かれそう。
個人的には、電池の減りを気にせず使えるAKOi Heart(充電式)の方が好みでした。
スヌーザヒーローは本体クリップでオムツを挟んで装着するため、オムツ替えのたびに付け直す必要があります。AKOi Heartは服に付けっぱなしなのでラクチンです。
AKOi Heartの操作はすべてスマホから。スヌーザヒーローは本体を直接操作します。
付け方が悪かったりしてアラームが誤作動することがあるので、それをスマホからリセットできる点でAKOi Heartの方が便利に感じました。
AKOi Heartの通知はマナーモードだと音が鳴らず、見落としてしまうことも。
スヌーザヒーローは大きめの音で知らせてくれるので安心感があります。ただ、敏感なお子さんだとアラーム誤作動時に起きてしまうかも。
2019年11月1日時点で、AKOi Heartは約7,000円・スヌーザヒーローは約14,000円。これは大きな違いです😅
日中メインならAKOi Heart、夜メインならスヌーザヒーロー
ふたつの商品を使い比べた結果、我が家としては日中メインで使うならAKOi Heart、夜メインで使うならスヌーザヒーローがおすすめです。
日中はスマホに通知があればすぐわかるし、AKOi Heartならリアルタイムチャートで動きを確認できて便利。服に取り付けるので、オムツ替えも楽ちんです。
一方、夜間は何かあったときアラームで教えてくれるスヌーザヒーローの方が安心感あり。夜寝るようになってくれればオムツ替えの回数も減るので、毎回付け直す手間も軽減できます。
AKOi Heart使ってみた│まとめ
正直なところAKOi Heartにそこまで期待していたわけではなく「新しいベビーモニター!しかもお手頃価格!使ってみたい!」という勢いで購入しましたが、思いがけず便利でお気に入り商品になりました😊
興味がある方はぜひ試してみてくださいね。