3年前に長男を出産してから、実に10種類以上の抱っこひもを試してきました。
王道のエルゴからヒップシートまでたっくさん使ってきた中で「二人目用に買うなら絶対これ!」と激推しなのが「キューズベリー おんぶ抱っこ紐TYPE2」。
おんぶのしやすさとおしゃれな見た目が魅力の、超お気に入り商品です😆
もちろん一人目用の抱っこひもをお探しの方にもおすすめ。良いところも悪いところもありのまままとめたので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
- 首すわり以降で長く使える抱っこひもを探している
- 抱っこする・降ろすを素早く簡単にしたい
- まわりとかぶらない・デザインが良いものに惹かれる
- 抱っこ紐をパパと共有したい
大のお気に入り商品だったのですが、なんと生産終了になってしまいました😣
現在は「NICO」という新タイプが販売されています。特徴は似ているので、ぜひチェックしてみてください(2023.1.5追記)
キューズベリー「おんぶ抱っこ紐 TYPE2」とは
まずは簡単にキューズベリーの抱っこひもをご紹介。
キューズベリーは、おしゃれで丈夫な国産製品にこだわりのある抱っこ紐メーカー。今回は人気商品「おんぶ抱っこ紐」の新型である「TYPE2」をご紹介します。
特徴は、抱っこ紐の前にあるファスナーを開けて赤ちゃんを迎え入れるという独特な装着方法。上着を着たまま赤ちゃんを抱っこしたり下ろしたりできるのがとっても便利なんです。
カラーは2020年9月段階ではデニム・グレーデニムの2色展開となっています。
キューズベリーおんぶ抱っこ紐TYPE2の使用時期と使い方
最近の抱っこ紐は前向き抱っこができるものも多いですが、キューズベリーのおんぶ抱っこ紐は抱っことおんぶのみ。シンプルに、使い心地の良さに特化した商品です。
それぞれの使い方を紹介します。
抱っこの対象年齢と使い方
まずは抱っこの場合、対象年齢は首すわり〜13kgまでとなります。
使うときはまず腰ベルトを締め、かぶるようにして抱っこ紐を装着します。
ファスナーを全開にし、赤ちゃんを迎え入れます。
ファスナーを上げ、一番上のスナップをとめます。
抱っこはこれで終わり!ベルトの長さを微調整して完成です。
動画では抱っこ・おんぶの一連の流れが解説されています。
慣れれば本当に一瞬です。使っていないときもダランと垂れ下がったりすることがないので、装着したままいられるのが便利!
特にそのまま車に乗れるのが最高で、上の子の保育園送迎がめちゃめちゃはかどります。一度これに慣れるとほかの抱っこ紐がめんどくさい…
おんぶの対象年齢と使い方
おんぶの場合、対象年齢は首すわり〜15kgまで。
キューズベリーのおんぶ抱っこ紐は、赤ちゃんを降ろすことなく抱っこからおんぶに切り替えられるのが魅力です。
まずは抱っこの状態からベルトを少し緩め、左右の肩ベルトを束ねて正面で持ちます。
束ねた肩ベルトと腰ベルトをしっかり持ち、前かがみになりながら後ろに回します。
ベルトを肩にかけ、胸の前でバックルをとめたらOK。ベルトの長さを調整したらおんぶの完成です。
この「抱っこ↔おんぶ」の切り替えが簡単なのが複数育児に最高。次男を抱っこした状態で「おなかすいた!」「一緒にお絵描きしよう」「これやりたい!」と言ってくる長男に、そのままグルッとおんぶに切り替えるだけで対応してあげられるんです。
抱っこでウトウトし始めたタイミングでも大丈夫。グルッと回してそのままおんぶで寝かしつければ、うちの子はすぐ寝てしまいます。
キューズベリーおんぶ抱っこ紐の魅力、他社製品との違い
キューズベリーおんぶ抱っこ紐の魅力は、おんぶへの切り替えがラクという点だけではありません。
ここからはパーツごとに何がすごいのか、他社製品との違いなどをまとめました。
のけぞり・落下防止など安全性への配慮◎
私がキューズベリーおんぶ抱っこ紐を推す理由のひとつが「安全性への配慮」です。
まず背当ての高さ。キューズベリーは他社製品と比べて背当てが高く作られており、赤ちゃんが大きく体を動かしたりのけぞったりしても、体が飛び出すことがありません。
さらに、安全と抱っこする素早さが両立できるのも素晴らしいところ。
抱っこ紐には、商品によって名称は様々ですが「安全ベルト」が付いています。ほとんどがお腹の前でバックルをとめるタイプで、落下防止のため装着必須とされているものです。
ですが、付けなくても問題なく使えてしまうため、面倒で付けていない方も多いのでは…?と思うのです。
その点、キューズベリーはわざわざ安全ベルトをとめる必要がありません。普通に装着し、ファスナーを上げてスナップをとめるだけで、バッチリ安全に使えます。
ベルトに工夫あり、長時間使っても体が痛くならない
おんぶ抱っこ紐TYPE2は装着感がとても良く、肩と腰がラクなのも大きな魅力です。
肩ベルトは登山用リュックからアイディアを得て開発し、腰ベルトには体に食い込まないよう最大限の配慮がされています。体に沿う作りで、長時間つけていても痛くなりません。本当にビックリするくらい快適です。
TYPE2には、ユーザーの声から生まれた「腰パッド」も付属。
装着するとベルトがむき出しになる部分がほぼなくなって腰への負担が軽くなるだけでなく、おんぶしたときのウエストへの食い込みも気にならなくなります。
やや重いが機能を考えると納得
キューズベリーTYPE2の重さは公式では発表されていません。実際に計ってみると、フードを含めた状態で860gでした。
デニム製でしっかりと丈夫な作りなため、抱っこ紐の中ではやや重め。ただ使わないときも体に装着したままにしておけるので、個人的にはそこまで問題には感じません。
持ち運ぶときは肩ベルトを中に折りたたんでまとめることもできます。
フードはマグネット式で簡単着脱
抱っこ中に赤ちゃんが寝てしまったとき・日差しが眩しいときなどに活躍してくれるのがヘッドカバー(フード)。
スナップで付けるタイプが主流な中、おんぶ抱っこ紐TYPE2はマグネット式を採用しています。近づけると簡単に「カチンッ」とくっついてくれるのでラク!
外すときはボタンを押せばOK。思わず何回も試してしまったくらい、気持ちいい便利機能です。
ポケットはふたつあるが、収納力は✕
おんぶ抱っこ紐TYPE2は背面に収納ポケットがあります。真ん中にファスナーがあるので、左右にひとつずつ。
フードを付けるスナップもポケットの内側についています。
ただこのポケット、めちゃめちゃ小さいんですよね…
初代おんぶ抱っこ紐に比べると少し大きくなったらしいのですが、それでも小さい。フードを使わないときに収納していますが、上から飛び出してしまうレベルです。
入れるならスマホ・ティッシュ・ミニタオルくらいが限界かな。
カラー展開は今後に期待。初代はデザイン豊富
おんぶ抱っこ紐TYPE2のカラーは、2020年9月現在はデニム・グレーデニムの2色展開。
初代おんぶ抱っこ紐はカラー展開が豊富なので、見た目重視で選ぶ方はあえてそちらを選ぶのもあり。TYPE2もこれから増えるはず!
最大の問題はお手入れのしにくさ
唯一にして大きなマイナスポイントがお手入れのしにくさ。キューズベリーの抱っこ紐は洗濯機NGなんです。
軽い汚れは湿らせた布でたたいて汚れを落とすのが基本で、どうしても洗いたい場合は弱く手洗い。よだれや汗で汚れたときは部分的に手洗いするように、と説明書に書かれています。
おしゃれな公式カバーもありますが、防水ではないのでよだれが多い子には向かないかも。私は防水シート付きのカバーを付けてどうにかしのいでいます。
キューズベリーおんぶ抱っこ紐TYPE2の口コミ
最後に、キューズベリーおんぶ抱っこ紐TYPE2の口コミを何件かピックアップしてみました。
ファスナー式なので慣れるまで少し時間がかかったという声はちらほらありましたが、総じて「他の抱っこ紐より使いやすい」「見た目が良い」「メーカーさんの対応が良い」という好意的なものが多かったです😄
前開きのため、上着を着ていてもチャイルドシートへの乗り降りがスムーズにできます!股関節の開き具合がよかったり、肩部分のクッションが厚く、肩が痛くならないことがよかったです!
おしゃれなのはもちろん、生地がしっかりしていながらやわらかく、子供にも大人にも沢山の配慮がされている抱っこ紐です!
第一子の時からCUSE BERRYのおんぶ抱っこ紐を使用しています。第二子が誕生し続けて使用していましたが、3年が経過してチャックの上のスナップボタンが壊れてしまったので買い換えました。他社の抱っこ紐も試しましたが、背中部分が短くて子供がすぐ抜け出してしまったのでこちらの商品を買いしました。今回も商品と一緒に手書きのメッセージが入っていて、以前から私がおんぶ抱っこ紐を愛用していることを把握されており嬉しかったです。
Type2はヘッドカバーの装着が簡単でかなり使いやすそうです。追加された腰パッドで腰への負担が少し減りました。オリジナルバッグはしっかりした生地で抱っこ紐入れ以外にも使えそうです。
>>公式サイトレビューより
二人目用に、だっことおんぶがラクな抱っこ紐を探していました。
色は旧タイプの方が好みだったので悩みましたが、使いやすく進化したとのことでTYPE2を購入。比較はできませんが本当に使いやすいです!使い始めて2日ですが、すでにお気に入りです。
前のファスナーを開け閉めするだけなので、リュックを背負ったまま・上着を着たままでも抱っこしたり降ろしたりできて快適。子どもを降ろしたあと、抱っこ紐は付けたままにしていることも多いです。ゴワゴワはしますが、その状態ならまたすぐ抱っこできて便利。
抱っこからグルンとまわすだけでおんぶに切り替えができるのもいい!お値段はしますが、それだけの魅力がある商品だと思います^^今後旧タイプのようにカラー展開が増えていけば、どんどん使いやすくなると思います。
一人目の時はエルゴでしたが、私には難しく使いこなせませんでした。二人目の抱っこ紐選びは慎重に行い、口コミなど色々調べてキューズベリーさんにしました。
他の抱っこ紐と違うタイプなので、チャックが上手く上がらず手こずりましたが、コツを掴むことができ、今では早く抱っこができるようになりました。日本製で一つ一つ丁寧に作られているので安心感があります。デニム生地がおしゃれでカッコいいのと、他の人と被らないのもいいですね!
>>楽天レビューより
キューズベリーおんぶ抱っこ紐TYPE2使用レポ│まとめ
今回は私の推し抱っこ紐「キューズベリーおんぶ抱っこ紐TYPE2」をご紹介しました。
- 抱っこ⇔おんぶの切り替えが簡単
- 上着を着たままでも素早く抱っこできる
- 安全性への配慮◎
- 肩と腰が痛くなりにくい
- デザインがおしゃれ
- 洗濯機で洗えない
- ポケットが小さい
抱っこ紐はメーカーさんからご提供いただいて試すことが増えてきましたが、こちらはどうしても私が使ってみたくて、自分で購入した商品です。
正直、高い。でもそれだけの価値があります。
メーカーさんの姿勢に賛同・協力したいという思いもありました。キューズベリーは「ワンオペ育児追放!」を掲げ、パパが育児しやすい抱っこ紐作りにこだわっていらっしゃいます。
日本のママの負担を軽くする方法は様々ありますが、私にできることは、「パパにも抱っこしてもらう」ことです。
赤ちゃんに関するグッズは女性向けの可愛らしいものが多く、実は男性が持つのに躊躇してしまうこともあります。「育児に好きも嫌いもない!」というお怒りの声も聞こえてきそうですが、男性のことも意識した当店の抱っこ紐は「パパが喜んで着けてくれます」「パパが着けていても違和感なく、むしろ、かっこいい」というお声もいただいています。
育児にしやすいもしにくいもない、我が子なんだから全力でやってくれ!という思いはもちろんあります。でも、より楽しくかっこよく一緒に子育てできたら、それはとても素敵なことだなと。
調べてみると修理などのアフターサービスも充実しており、電話など窓口対応の良さも口コミに上がっていました。
こういうメーカーさんがもっといろんな商品を作っていってくれるように、こんな企業がたくさん増えるように、そう願ってこちらの抱っこ紐を購入しました。
もちろん商品自体も本当に使いやすいです!抱っこ紐を検討中の方はぜひ参考にしてみてください😄