
こんにちは、アラサーかーちゃんのヒナです。
この記事では、抱っこひも用「胸カバー」の型紙と作り方を紹介しています。
簡単なので、手作り初心者さんもぜひ試してみてくださいね😊
もくじ
抱っこひも用「胸カバー」の材料
まずは材料をそろえます。
- 表地・裏地・芯地用の布
それぞれ70×25cmくらい
- プラスナップボタン
凹凸共に2個ずつ
- 防水シート(なくても可)
70×25cmくらい
今回は、
- 表地・裏地:ダブルガーゼ
- 芯地:薄いキルト芯
で作りました。
プラスナップはハンディプレスを使うと楽ちん。ワンタッチタイプもあります。
ヨダレが多い子の場合、中に防水シートを入れておくと安心です。なくてもOK!
抱っこひも用「胸カバー」の型紙(寸法図)
ではさっそく、抱っこひも胸カバーの型紙を作ってみましょう!できあがりサイズ(縫い代抜き)です。
※クリックすると別タブで大きく表示されます
ちょっとややこしい形なので、型紙の作り方を書いておきます。
まず20cm✕66cmの長方形を作り、写真のように印を付けていきます。チラシでもなんでもOK(写真は説明用に小さい紙で作っています)
赤の線と●の印を付けたら半分に折り、
ふたつの●をつなぐように、2枚重ねて切っていきます。
あとは、赤の線に沿って切ればできあがり。
テキトーに作ったので縦長になってしまいました。実際は寸法図を見ながら作ってくださいね。
形は適当にアレンジOK!一番ラクなのは直線のまま(赤線)
横幅を広げることもできます(緑線)
使う時は赤ちゃんに隠れて見えないので、適当で大丈夫!
スナップ位置を調整すれば各メーカーの抱っこひもに対応できるかと思います。今回はエルゴアダプトに合わせて作っていきます。
抱っこひも用「胸カバー」の作り方
ではさっそく作っていきます。前に書いた首カバーとほぼ同じ作り方なので、よろしければそちらも参考にしてみて下さい。
布に印をつける
表地の裏に型紙を乗せ、まわりをなぞります。
ちょっとわかりにくいですが、ボールペンで型紙の周りにグルッと線を書きました。返し口をお忘れなく!
布を重ねる
今回一番ややこしいのがココ、布を重ねる作業です!
まずは、表地と裏地を中表に合わせます。
その下に防水シート、芯地と重ねていくのですが・・・わかりにくいので、折り紙で説明します。
よくわからなくなったら、一旦重ねて表地が出るようにして持ち上げてみるとイメージがしやすいと思います。
布の向きを確認して重ねたら、マチ針もしくは布用クリップで押さえます。
マチ針を使うときは、防水シートに穴を開けないよう線の外側(赤線)に刺してくださいね。
返し口以外を縫い、縫い代を残してまわりを切る
続いて、返し口以外をグルリと一周縫います。ミシンを使うと楽ちん!
静音機能付きミシンに変えてから、子どもが寝ている時も作業ができて便利です。
縫い終わったら、縫い代を1cm程度残してまわりを切り落とします。下の写真は雑すぎです、もうちょっと丁寧に切ります。
仕上がりをキレイにするため、縫い代に切込みを入れます(赤ライン)
面倒な時はやらなくてもOK😜
ひっくり返してまわりを縫う
表地と裏地の間を出すようにひっくり返し、形を整えます。
細い部分はちょっと大変ですが、グイッと。
ひっくり返し終わりました。
4枚重なっているのでボコボコします。
防水シートを入れていない方はアイロンがけがおすすめ。防水シートを入れている方・面倒な方は、手や爪で縫い目をギュギュッと押さえて跡をつけます。
できたら、端から2,3mmのあたりをグルリと一周縫います。返し口も折り込んで整え、そのままズダーッと一周。
生地が重なっているのでとてもズレやすいです!「表地と裏地で同じ布を使う」もしくは「似た色の布を選ぶ」と、少しくらいズレてもバレません。
スナップを付ける
最後にスナップを付けます。位置は、お使いの抱っこ紐に合わせて調整してください。
エルゴアダプトに合わせると、10.5~11cm程度を内側に折るのが良さそうです。
外側に凸、内側(穴を開けている部分)に凹のスナップを付けます。
スナップを両側に付けたら、完成!
抱っこひも用「胸カバー」を使ってみた
さっそく息子と一緒に使ってみました。
装着する時は子どもと自分の間にカバーを挟み、スナップを留めるだけ。簡単です。
ほぼ同じ方法で作れる首カバーと一緒に使えば、さらに防御率がアップします😆
使ってみたいけど作るのはやっぱり面倒・・・という方は、買っちゃうのもありです😜