この記事では、アイロンなし・マチ針なし・材料はすべて100均でそろう、かんたん子ども用ポシェットの作り方をご紹介します。
保育園では1才児・2才児クラスで遊ぶことが多いポシェット。大好きなおもちゃを詰めてお出かけやお買い物ごっこを楽しむことができます。
ひもの長さが調整できるので長く活用できますよ😊
子ども用ポシェットの材料
材料
- キルティング生地(25×40cmくらい)
- 肩紐用テープ(1m)
- 移動カン・角カン
キルティング生地はお好きなものを。ネットだといろいろな柄が探せて便利です。
肩紐用テープは100均(Seria)で調達。25mm×1mをひとつ使います。
肩紐の長さを調節するため、移動カン・角カンを使います。長さを一定で作る場合は必要ありません。
Seriaでは「移動カン」ではなく「ベルト送り」という名前で販売されていました。
「角カン」はSeriaに売っていなかったので、上記のベルト送り(3個入り)の残りを使いました。
子ども用ポシェットの作り方
ではさっそく作っていきます。簡単に作りたい方は「省略可」とあるところを飛ばしてください。
ポシェット本体を作る
ポシェットの大きさを決め、布を切る
まず、キルティング布を長方形に切ります。
この寸法で作ったポシェットの完成サイズはこちら。
大きさを変更する場合、下図を参考に作ってみてください。
布端のほつれ止め処理をする
キルティングは布端がほつれやすいので、まわりにミシンをかけておきます。
中表に折り、両サイドを縫う
中表になるよう半分に折り、端から1cmのところを縫います。輪になっている方(袋の底)から縫うとズレにくいです。
(左側に柄がなかったので、そのぶん縫い代が広くなっています。通常は両側に1cmずつ縫い代をつけます)
(省略可)底を三角に縫い、マチを作る
マチ(厚み)を作る場合、ポシェット底の角を広げます。
二等辺三角形になるよう折り、長さが3cmになるよう印を付けます。ここがポシェットの厚みになります。
線の上をミシンで縫い、反対側も同じようにします。
表に返すとこうなりました。
ポシェットの口側を三つ折りにして縫う
次に、ポシェットの口を縫います。口を裏側に向けて1.5cm折り返し、さらに2cm折って三つ折りにします。
このとき、両サイドの縫い代は開いておきましょう。
ここでポシェットの高さが決まります。長すぎたら折返し部分を太く、短すぎたら折返しを細くすれば調整可能です。
折り目をギュギュッと押さえてあとをつけたら、そのままミシンで縫っていきます。ていねいに作る方はマチ針や仮止めクリップを使ってください。
ぐるりと一周縫えば、ポシェット本体の完成です。
(省略可)肩紐を調整できるようにする
次に、長さが調整できる肩紐を作ります。
肩紐の作り方は「移動カンの付け方(ショルダーバッグの紐の作り方)│ギンガムチック」さんがあまりにわかりやすかったので、ここでは省略させてください。私が説明するより絶対わかりやすいです😂
今回は1mのテープを87cmと13cmに切り分けて作りました。
完成するとこんなかんじになります。
本体に肩紐を縫い付ける
肩紐を縫い付ける前に、端がほつれてこないようジグザグミシンをかけておきます。短い方は2本重ねてジグザグ。市販のほつれ止めを使うのもありです。
ポシェット本体の内側に肩紐を置き、ミシンで縫い付けます。
しっかり縫っておくと安心ですが、縫い目が外からダイレクトに見えるのでご注意を。私は縫い目の上・ポシェットの上ギリギリの2ヶ所を縫いました。
表から見るとこうなります。
テープが2本重なっている方は分厚くて縫うのが大変です。布の重なりが少ないところに縫い付けると少しラクですが、こちらもまた表から見えるのでやや注意。
これで子ども用ポシェットの完成です!
1才8ヶ月の長男が使うとこんなかんじです。紐が長いときと短いとき、それぞれ撮ってみました。
おもちゃや絵本をたくさん詰めて「バイバーイ!」とお散歩ごっこ。お買い物や病院に行くとき「カバン持ってお出かけしよっか?」と言うだけでその気になってくれることも多いです😄
簡単子ども用ポシェットの作り方│まとめ
作り方を見るとちょっとややこしく思えるかもしれませんが、やってみるととても簡単!肩紐やマチ作りを省略すれば本当にすぐできちゃいます。
お子さんが好きな布・好きな大きさで、我が子専用ポシェット作りを楽しんでみてくださいね。
わかりにくいところなどあったら気軽に声をかけてください😊
リーズナブルなミシンは壊れやすく私自身何度も失敗しているので、裁縫が苦手な方こそちょっと奮発しておくことをおすすめします。
今使っているモナミヌウは静かだし自動糸切りも便利だし、最高の相棒です。オススメ!
作ってみます
ぜひぜひ!お読みいただきありがとうございます^^