口コミで人気の自動調理家電「ホットクック」
ここ数年でサイズやカラー展開も増え、SNSでも愛用者を見かけることが増えてきました。
この記事では、購入から1年半の私が思うホットクックのメリット・デメリット、購入前に検討しておくべきことをご紹介します。
ホットクックとは
まずは簡単にホットクックについてご紹介。
ホットクックは「ほっとく」だけで料理ができるのが名前の由来。パッと見はただの大きな炊飯器ですが、加熱時間・火加減・かき混ぜなどすべてお任せで調理できるのが魅力です。
ホットクックのメリット
火加減からかき混ぜまで自動でやってくれる
ホットクックは火加減や加熱時間をすべてお任せでき、調理中にキッチンから離れることができます。
たとえばかぼちゃの煮物。切ったかぼちゃと調味料を入れ、メニューを選んでスタート。あとは待つだけです。
あっという間に完成です。簡単すぎてヤバイ。
入れ方を工夫すれば、一緒に子ども用も調理できます。
>>働くママの時短料理の秘密を紹介!ホットクックでパパッと晩ごはん│ヘルシオホットクック
といっても、煮物を作るだけなら炊飯器調理でも可能といえば可能です。ホットクックがすごいのはここから。
なんと「かき混ぜ」も自動でやってくれるんです。
たとえばカレー。
野菜・肉・カレールー、すべて入れてボタンを押せば作業は終わり。ウソみたいですが、あとはもう待つだけでおいしいカレーができあがります。
(写真を撮り忘れたのでまた載せます)
他にも、ポタージュスープ。
材料をすべて入れてボタンを押せば、トロトロに煮えたスープの素ができています。
「食材を加えてください」と声がかかったら牛乳を加えて再スタート。6分後、牛乳が温まったら完成です。本当に簡単。
他にも、ポークビーンズや八宝菜、煮物など、いろいろなものが「材料を入れてボタンを押すだけ」で作れちゃいます。
また、2019年11月に発売されたKN-HW10Eでは、付属の蒸しトレイを使って「上下2段調理」の可能です。
最大15時間の予約調理ができる
自動調理家電がいろいろと出ている中、ホットクックならではの大きなメリットが「最大15時間の予約調理」です。
朝セットしていけば、帰宅したときにはアツアツのご飯ができているという夢のようなシステム。
先に火を通してから適温をキープするので味がしっかりしみこみ、食品が傷む心配もありません。
たとえば、冷蔵庫の中身をテキトーに入れて「具だくさんみそ汁」の予約調理をセット。そのまま外出します。
帰宅したときにはみそ汁ができあがっていました。アツアツ!
ちなみに、予約中や調理中にフタを開けても問題ありません。気軽に味見したり食材を追加したりできるのも便利ポイントです。
※予約調理不可のメニューもあります
内釜以外は食洗器で洗える
ホットクックはお手入れも簡単。内釜以外はすべて食洗器で洗うことができます。
調理が終わったらパーツを外し、食洗器にポイポイ。
内釜だけは食洗器NGのため手洗いする必要があります。
が、我が家は使っているうちにだんだん面倒になり、最近は内釜も食洗器へ。底の塗装がだんだん剥げてきましたが、使えなくなったら内釜だけ買い替えるつもりです。
スマホでレシピ検索、予約時間変更ができる
ホットクックにはボタンを押すだけで作れる自動メニューが100以上内蔵されています。
そしてさらに、無線LAN機対応機種では、別のメニューをスマホアプリから取り込むことが可能です。
取り込んだメニューは内蔵メニューと同じように自動調理できます。
レシピはアプリからチェックでき、材料から買い物メモを作ることもできます。
また、無線LAN対応機種では、アプリから予約調理の仕上がり時間を変更することもできます。
ホットクックのデメリット
大きいので置き場所に困る
便利なホットクックですがデメリットもあります。
何より大きな問題は「大きい」ということ。2.4Lサイズだとこんなかんじです。
今は私が購入したころよりサイズ展開が増え、
- 2.4L(2~6人用)
- 1.6L(2~4人用)
- 1.0L(1~2人用)
の3サイズあります。置き場所に悩む方は小さめにしておくと良いかも。
フタを開けたときにブワッと蒸気が出るため、カップボードの中に置いたりはできません。吊戸棚くらい離れていれば大丈夫かと思います。
我が家は炊飯器を使っていないので、普段は炊飯器用の引き出せる棚に置いています。カレーなどにおいが出やすいものを調理するときは換気扇近くに移動。
ちょっと面倒ですが、コンセントさえ確保できれば、その時々で場所を変えて使うのも意外とありです。
本体が高額
ホットクックは本体が高いのも手が出しにくい理由のひとつです。
サイズや機能によって差はありますが、今見たかんじだと4~6万程度・・・エイッと勢いで買うには高すぎるお値段です。
レシピ以外のメニューは失敗することもある
最後に、ホットクックは扱いに若干コツがいります。
内蔵メニューやアプリのレシピで作れば問題ありませんが、家にあるもので適当に料理をした場合、煮えすぎたり水っぽくなったりすることがあります。
汁物は成功率高め。青菜や絹さやなどクタクタになりやすいものは後入れがオススメ。
ホットクック購入前に検討しておくとよいこと
ホットクックの選び方
ホットクックはどんどん新しい機種が発売されています。
選ぶときのポイントは以下の5点。
- 大きさ(2.4L、1.6L、1.0L)
- メニュー名表示 or 番号表示
- 煮詰め、好みの設定加熱機能の有無
- 本体の色
- 無線LAN機能の有無
まず、メニュー名表示 or 番号表示について。
我が家のKN-HW24Cはメニュー名表示。直感的に操作ができます。
番号表示の場合、レシピブックから該当する料理のメニュー番号を探して設定する必要があります。操作性がまったく違うのでメニュー名表示がオススメ。
煮詰め・好みの設定加熱機能は、新しい機種に搭載されています。
煮詰めはフタを開けたまま加熱できる機能。照りを出したり、水分を飛ばしながら仕上げたいメニューに良さそうです。
好みの設定加熱機能は、
- 強火・中火・弱火
- 混ぜない・たまに混ぜる・よく混ぜる・高速で混ぜる
- 加熱時間
を自分で選んで調理できる機能。便利ですが、ここまで使いこなすのはなかなか大変そうです。
ほか、本体の色が機種によって赤のみ、赤白、黒白、とあります。
無線LAN機能はアリをおススメ。でないと先ほど説明したスマホ連携機能が使えません。
ホットクックとクックフォーミーの違い
ホットクックとよく比較されるのが、ティファールの「Cook4me(クックフォーミー)」
こちらも自動調理鍋ですが、クックフォーミー は予約調理ができません。
- 「時間がある時に準備して指定時間に仕上げてほしい」という方はホットクック
- 「準備開始から少しでも早く作ってほしい」という方はクックフォーミー
が向いているんじゃないかなと思います。使い比べていないので味の比較はできず残念・・・
ホットクックのメリット・デメリット│まとめ
高額商品なため購入前はかなり悩みましたが、使ってみると本当に便利!
カレーや煮物はもちろんですが、意外と使用頻度が高いのがゆで卵。火加減や加熱時間を気にせずお任せできるってこんなにラクなんだ、と使うたび感動してしまいます。
低温調理もできるので、自家製サラダチキンも簡単に作れちゃう。素材のうまみたっぷりの無水調理もできます。
良いことづくめのホットクック。一度使ったら病みつきです。ぜひぜひご検討ください☺
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