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先日、何気なくTwitterを見ていて、ある本の存在を知りました。

「子どもが生まれても夫を憎まずにすむ方法」

 

ものすごいタイトルに惹かれて、思わず買ってしまいました。

この本、やばいです。

 

よくあるHOW TO本とはひと味もふた味も違う『どん底夫婦が再生していく過程を書いた本』

 

マジでみんな、読んでほしい。

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口論の毎日に「価値がありますか?」

この本の舞台はアメリカなのですが、妻から夫への苛立ちの内容がまずいきなり衝撃でした。

 

  • オムツを捨ててって言ったのに「ちょっと待って」ってまたゲーム?!
  • こっちは毎日必死なのに、あなたは週末ごとにサッカー。終わったらのんびりシャワーと昼寝?!はぁ?!
  • 「子どもを見ていて」って言ったのに、なんで寝てんのよ!!
  • 玄関にゴミ置いといたのに出さないって何?見えてないの!?

 

え?これ私たちのTwitterに流れてるやつ、そのままやん??!

 

海の向こうでも、夫婦喧嘩って同じなわけ!?

 

読めば読むほど、身に覚えありまくりなケンカが出てきます。

もはや笑えます。

 

そんな『あるある』に溢れるこの本は、

 

  • 夫婦だけの時はうまくいってた2人が
  • 子どもが生まれたら毎日イライラ、ケンカばかりで
  • このままじゃ別れるしかない!?
  • いやでもなんとか踏みとどまりたい!その為なら何でもする!!

 

と、もがいて再生していく、その過程を書いています。

 

そしてこの本には、毎日を必死に生きる私たちへのエールと、ノウハウが詰まっています。

 

序盤にこんな言葉が出てきます。

残りの人生を一緒に添い遂げようと決めた人と、あなたは家事について口論している。

 

それって価値がありますか?

 

もしあなたの人生からそんな争いがなくなってほしいと願っているのであれば、それは子どもにとっても、いいことですよ

 

出典元:「子どもが生まれても夫を憎まずにすむ方法」39P

 

夫婦の揉め事を解決するのは、夫婦のためだけでなく『子どものため』でもあります。

 

家族全員が笑って過ごすために、真剣に向き合って変えてみようよ。

 

いつ変わるの?今でしょ!!

 

まさにこの言葉がぴったりです。

「子どもが生まれても夫を憎まずにすむ方法」のここがイイ!

とにかく聞きまくり、試しまくり!

やれるだけのことを全部やってみよう!と決めた彼女、本当にありとあらゆることを試します。

 

もはや潔いくらい、手当たり次第とも思えるくらい、いろーんな人に、

 

「どうしたらいい!?」

「どうしたら私たちのこの関係がマシになる!?」

 

というかんじで聞いて回ります。

 

そしてその聞く先がまたおもしろい。

 

精神科医、夫婦問題の専門家、神経科学者、友達、FBIの人質開放交渉人にまで!!

 

聞いて、試して、うまくいったりいかなかったり。

 

うまくいかないなら「どこが足りないんだろう」

 

「じゃあ今度はどんな人に聞いたらヒントが得られるだろう」

 

色々なところに出向いては学習していく感覚は、もはやゲーム。

 

彼女に自分自身を投影しながら読み進めるのが楽しくなってきます。

 

(個人的には『感情爆発中の女を抑える為に、人質開放の技術が有効!』のところがお気に入り。犯人扱いかよ!でもホントその通り!!)

読んでいるだけでストレス発散になる

前述したように、この本には夫へのありとあらゆるイライラが赤裸々に描かれています。

 

もう、共感しまくりです。

 

うんうんわかるわかるわかる!!

それな!それ!そこイラつくよね!!わかる!!

 

頷きまくってると、友達とグチり合いしてるときと似た気分になります。

 

自分が吐き出してるわけじゃないんだけど、言いたいことをそのまま代弁してもらってる感覚。

 

もうコレだけでストレス発散になります。

 

たとえば、本の中にこんなやり取りが出てきます。

 

夕飯お肉でいい?

あぁー別にいいけどさー最近肉ばっかだよね

はぁ?もういい!そんな言い方されてまで作りたくない!どうせ食べたくないんでしょ!!

 

あー!わかる!!その気持ち、わかるよー!!!!

 

海の向こうの知らない人と、まさかこんなに共感できるなんて思いませんでした(笑

 

また、自分の中のモヤモヤしている感情や苛立ちを言葉にしてくれるところも魅力的です。

 

例えばこんなセリフ。

自分が欲しているヘルプを、夫が直感的に理解してくれるとでも思うのかもしれない。

 

そして、彼らが理解してくれないと、それに怒りを感じてしまう。

 

自分でなんでもやってしまうなんて、ちっとも褒められたことじゃない。

 

それは害にしかならない。

 

出典元:「子どもが生まれても夫を憎まずにすむ方法」132P

 

ほんとに全く、そのとおり。

 

読みながら何度頷いたかわかりません。

 

『共感』ってストレス発散になります。

 

「わかってくれてる」と感じるだけで、少し気が楽になります。

夫側の言い分も出てくる

妻側からのイライラばかり書いてきましたが、この本には『夫の言い分』もしっかり書いてあります。

 

  • 子育て手伝おうとしても全部妻一人でやっちゃう、それなのに怒られる
  • 家が片付いてないだけで、なんでそんなイライラするの?
  • イライラする前に「食器片付けて」って言ってくれればいいのに
  • 怒鳴られると黙りたくなるんだよね

 

筆者や友達の夫たちが投げてくる意見。

 

コレがまぁ大体、自分たちの夫の意見と似てるんですよね・・・

 

どうしてそう思うのか、妻のどこが不満なのかも結構出てくるので、本の中で夫と疑似討論している気分になれます。

 

片方の言い分を聞いてるだけだとやっぱり偏っちゃうし、共感だけでは解決には向かっていけないですもんね。

 

両方の意見を聞くというのは大事。

 

夫側の意見を多く取り上げているところもまた、この本の大きな魅力だと思います。

 

私たちも夫婦それぞれの立場からケンカについて書いてみたことがあります。

 

かなり大勢の方に読んでいただき、反響も大きかった記事です。よろしければぜひ。

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私たち夫婦と似てる!

必要なのは『強い決意』と『ハッキリした主張』

今は夫婦それぞれにブログを運営し、家族のあり方について積極的に考えるようになった私たち夫婦。

 

ですがほんの1年ほど前まではケンカが絶えず、離婚寸前までいったこともありました。

 

なんとかして夫婦関係を改善しようと必死な彼女を見ていて、まさにあの頃の自分と同じだと感じたところ。

 

それは、

 

「やるなら今しかない。できるだけのことはすべて試してみよう」

 

という強い決意でした。

 

変わりたいと思っても、自分も夫も大人。

 

今まで長年やってきた生き方や感じ方は、早々変えられるものではありません。

 

うまくいかないこともたくさんあります。

夫が変わらない、嫌な顔をされる、拒否される、初めはそんなことばかりです。

 

それでも、まだ家族でいたいと思うなら。

 

やるしかないと決めたからには、その『強い決意』を揺るがさないことが大切なのだと思います。

男性の協力が得られる女性とは、男性に参加してほしい、期待している、とはっきり主張できる人なのだ。

 

たとえて言えば、もうやることは「決まり!」とみなし、あとはどうすればやり遂げられるか、だけを考えるタイプだ。

 

出典元:「子どもが生まれても夫を憎まずにすむ方法」」141P

 

この本によると『愛情を込めつつ、動かない物言い』が効果的だそう。

 

悩んだり、悪いなーと思っていたりすると、結果は相手任せになってしまいます。

 

そうではなくて「やること自体はもう決定!」という姿勢を崩さない。

 

そして、相手にハッキリと主張することが肝心だと。

 

「悩む部分に感情を動かさず、どうやったら彼を引っ張り込めるかを考えることに全力を尽くす」

 

「やるだけやってうまくいかないなら、この結婚自体破綻してる。やめよう」

 

と、当時自分が思っていたのを思い出しました。

たどり着くまでの過程も結論もほぼ同じ

本の最後に彼女なりの結論がまとめられているので、一部挙げてみます。

●彼に私の心を読むことはできない。彼はまったくそんなことができない

●文句を言うのをやめて、やってほしいことは明確に伝えよう

●「ありがとう」と言う。何度も言う

 

出典元:「子どもが生まれても夫を憎まずにすむ方法」380~387P

 

これ、私が行き着いた結論とまさに同じでした。

 

要は、

 

『普段からきちんと会話をすること』

『相手を気遣う気持ちを忘れないこと』

 

という、とてもシンプルで、でも毎日意識していかなくてはいけないこと。

 

そこまで来るのに、本では1年ちょっと。私たちは2年程かかりました。

 

やっぱりそれくらいかかるんだ、本当に大変なことなんだ・・と改めて実感すると同時に、自力でここまでたどり着いた私たち、めちゃめちゃ頑張ったな!!と、自画自賛したくなる気持ちもあります(笑

 

私の夫はこんな風に言っていました。

妻のイライラメーターがMAX100だとして、ある日急にその100を超えてプチッとキレられるのって本当に面倒くさい。

 

だったら毎日5ずつ処理していく方がずっといい。

 

本音を言えば、それも面倒くさい。

でも何もしなくてドカンとぶつかるより、ずっと楽。

 

悩むくらいならやったほうが早いし、その方が毎日が楽しくなる。

 

何もしない人は、きっとまだそれに気付いてないんだよ・・・俺もそうだったもん。

 

これを、彼女の旦那さん流に言うと、こう。

 

「予防医学的側面があるよな。一週間ベッドで倒れているよりも、五分の予防接種のほうが断然楽だ」

 

出典元:「子どもが生まれても夫を憎まずにいる方法」378P

 

面倒には違いないんですよね。

それは、妻側からしても同じ。

 

でも、努力するようになった今の方がずっと楽しいし幸せ。

それが私たちの答えです。

この本が、他のHOW TO本と違うところ

変化の『過程』を書いている

この本は小説的な書き方をしているため、よくあるHOW TO本と比べると少し読みにくく感じたり、まどろっこしく感じたりすることもあるかもしれません。

 

でも、この本の中には

 

  • 問題点
  • それに対する各専門家の意見
  • 意見を元に試した実例
  • 以上を踏まえてたどり着いた有効手段・ポイント

 

がしっかりと書かれています。

 

HOW TO部分を手っ取り早く知りたい場合、最後にまとめて書かれています。

 

が、ぜひそこまでの過程・紆余曲折を読んでほしい!!

 

本当に限界だった日々や、試してもそう簡単にはうまくいかない過程を赤裸々に語ってくれていることで、読者側も一緒に学んできた(体感してきた)感覚が味わえると思うんです。

 

だからこそ彼女の行き着いた答えをリアルに感じ、心で理解できる。

 

ぜひその感覚を一緒に味わってほしいです。

 

あ、ただひとつ注意点?が。

ひたすら活字、且つ感情的な文も多いので、旦那さんに薦めるというのは難しいと思います・・そこだけご了承を。

(うちも即答で断られました。笑

耳が痛い『喝!』と、それを読ませる『共感力』

本の中では、少々(かなり?)耳が痛い箇所も出てきます。

 

たとえばこんなフレーズ。

「ただ『私が料理をしたんだから、あなたがお皿を洗ってね』と言えばいいじゃないですか。

 

君がいついかなるときも、自分だけが正しいという怒りに溺れた被害者を演じているのであれば、もうお手上げ。

 

すべておしまい」

 

出典元:「子どもが生まれても夫を憎まずにすむ方法」102P

 

もし、いきなりこのフレーズをぶつけられたら、受け入れられないと思うんです。

 

いやいや私なりに頑張ってるよ!でもさ!!

 

そういう反発は、作中で彼女自身がやってくれます。

 

「だって私にもガス抜き(苛立ちをぶつける)は必要なんじゃない?!」

 

とか。

専門家相手に食い下がってくれます。笑

 

彼女への共感、「わかるわかる!それ!」という感覚が強いからこそ、耳に痛いフレーズも読みやすいです。

まとめ

「家族として生活していくだけなのに、ここまでしなきゃいけないの?」

 

そう思う人もいるかもしれません。

 

気を遣って、話し合って、交渉して・・・作中で、彼女自身悩んでしまう場面も出てきます。

 

でも、そこで返ってきた反論はこうでした。

「もしこれが事務処理のように感じられて、本来ものごとが進むように自然でないと思うのなら、本来ものごとが進むような自然な方法なんて存在しません」

 

「カップルは交渉し続けるべきだし、そしてそれにはコミュニケーションと調整が求められますね」

 

出典元:「子どもが生まれても夫を憎まずにすむ方法」150P

ここまで言い切られると気持ちいいな、と。

 

「カップルには、コミュニケーションと調整が必要」

 

このことを双方が意識できれば、解決できることがほとんどなんじゃないでしょうか(双方意識するというのが何より難しいのですが・・ね)

 

今回は『夫婦喧嘩』に焦点を絞って紹介しましたが、この本には

 

  • お金の問題
  • レスの問題
  • 親子関係について

 

なんかも書かれています。

 

これは夫婦のための本ではありません。
『家族』のための本です。

 

私たち家族の人生のために。

 

今であれば間に合うはずだ。

 

「子どもが生まれても夫を憎まずにすむ方法」40P

 

ぜひ、読んでみて下さい。

 

今悩んでいるあなたも、うまくいっているあなたも、みんなにオススメします。

注意
本の冒頭にも書かれていますが、夫婦間に何らかの深刻な問題が発生している場合、まずは外部に助けを求めて下さい。
あなた自身が頑張るべきではない状況もあります。
よろしければこちらの記事も読んでみて下さい。
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コメント一覧
  1. 4人の母 より:

    これは、新米ママさんにおすすめしたい!
    私も読んでみよう!と、共感したので
    ブログにリンクを貼りました。
     http://makita-shop.ocnk.net/diary-detail/2892
    ダメな時は連絡下さいませ

    • HINA より:

      共感ありがとうございます!
      リンク嬉しいです^^
      本当におすすめできる本だったので、ぜひ!

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