
こんにちは、アラサー保育士かーちゃんのヒナ(@hinamama_cm)です。
突然ですが皆さん、抱っこひもにカバーって付けていますか?!
息子はヨダレが多く、すぐにベチョベチョにされてしまいます・・・
毎日清潔に使うため、抱っこひも用の「よだれカバー」を使っている方も多いようですね。
「よし、こうやって肩紐をカバーすれば大丈夫、毎日キレイに使えるはず・・・・」
かと思いきや!!
抱っこひもって、実は首元がすごく汚れやすいんですって・・・!!
抱っこひもの首元が汚れる主な原因は、主に「汗」と「ヨダレ」です。
- 赤ちゃんは汗っかきなので、首元に汗がたまる
- 横や後ろを向いた時に、抱っこひもにヨダレが付く
調べてみると、「ヘッドサポートカバー」というものが販売されていました!
なるほど、これは便利・・・
でも買うのはちょっとお高いかも。
せっかくなら、自分で手作りしてみたい!!
ということで、この記事では
抱っこひも用「首回りよだれカバー」の型紙&作り方を紹介していきます!
基本はエルゴアダプトに合わせて作っていますが、他の抱っこひもに合わせてアレンジも可能です。
(あとで実例を挙げて紹介しています)
お裁縫は苦手・・・という方でも安心して作れるよう、できるだけ詳しく書いてみました。
とっても簡単なので、ぜひぜひ試してみて下さい!
ではさっそく、レッツ手作り!!
目次
首回りよだれカバーを作る準備
材料
まずは材料から。
こちらです!
- 表布・裏布・芯地用の布(それぞれ50cm×25cmくらい)
- プラスナップボタン(凸×2、凹×4)
布とプラスナップ、それぞれ解説していきます。
布
私は今回、
- 表:ダブルガーゼ
- 裏:コットンはぎれ
- 芯地:100均のキルト芯
で作りました。
表布にはダブルガーゼを使うのがオススメ!
ダブルガーゼは肌触りが優しく吸水性も良いので、ベビーグッズに何かと重宝します。
多めに買っておいて、肩紐カバーをお揃いで作るのもかわいい!
子どもが大きくなってからは、マスクやハンカチを作る時に使えますよ😄
赤ちゃんらしい優しい色だけでなく、北欧テイストやイラストモチーフなど可愛いダブルガーゼがたくさんあります!
ぜひぜひお気に入りを見つけてみて下さいね♡
1m単位 生地 布 綿 ダブルガーゼ しずくとカエル KTS-6009-YST
裏布は直接赤ちゃんに触れるわけではないので、好きな素材で選べばいいと思います。
こちらもダブルガーゼにしておいて、リバーシブルで使えるようにするのも有り!
芯地に使う布は、
というように選ぶのがオススメです。
「本体をガードできればそれでいい」という方は、芯地なしでも勿論OK!
今回私は使っていませんが、ヨダレが染みるのが気になる方は防水シートを入れて作るのもありです。
ベビー小物には特に「透湿性防水シート」がオススメ!
水分は通さず湿気だけを逃がすことができ、ムレを防ぐことが出来ます。
私は抱っこひも用「胸カバー」を作る時に使用しました。
よろしければそちらもどうぞ!
プラスナップ
プラスナップは、2つのタイプに分かれています。
- 専用器具が必要なタイプ
- 手でバチッと押し込んで付けるタイプ
どちらでもお好きな方をご用意下さい(*^^*)
ちなみに、私は両方使ってみたことがあるのですが・・・
手でつけるタイプのプラスナップは「取れやすい」&「割高」です!!
専用器具「ハンディプレス」をもっと早く買っておけばよかったと後悔しました😂
そこまで高いものではありませんし、検討中の方はぜひ・・・
スタイを作るのも、ハンディプレスがあれば楽々!
かなり重宝しています。
手で付けられるタイプは「ワンタッチプラスナップ」と呼ばれているようです↓
「この先スナップなんて使わない!とりあえず一つ試してみたい」
という方は、ワンタッチタイプを買うのも有りだと思います!
型紙(寸法図)
次は型紙です。
こちらは寸法図(できあがりサイズ)になります。
記載どおりに紙に描き、まわりの線に沿って切り取れば、型紙のできあがり。
方眼紙を使って作ると簡単です。
首回りよだれカバーの作り方
材料と型紙がそろったら、準備OK。
さっそく作っていきます!
表布に型紙を写す
表布の裏に、さっき作った型紙を写します。
返し口を描くのをお忘れなく!
私はよく忘れます😂
布を重ねる
表布と裏布を中表に重ね、さらにその下に芯地を重ねます。
写真左下、芯地がはみ出しています😂
でも、後でまとめて切り落とすので大丈夫!問題なしです!
ちなみに重ねた部分をアップで見ると、こんなかんじです↓
中表に合わせて、芯地と重ねる。
これさえ合っていればOKです!
まわりを縫う
返し口を残して、まわりをグルリと一周縫っていきます。
手早く丈夫に縫えるのでミシンがおすすめですが、手縫いでもOK。
その場合、洗濯に耐えられるよう、返し縫いでしっかり丁寧に縫って下さいね👀
この工程の写真を撮るのを忘れていました、スミマセン!!
縫い代を残して切る
縫い代を1cmほど残し、余分な生地をカットします。
このまま次の工程に進んでもよいのですが、出来上がりをキレイにするために一手間。
縫い代の角を切り落とし、赤線の箇所に切り込みを入れます。
この一手間で、ひっくり返した時がキレイになります。
当ブログを元に、手芸教室で実践していただきました!
とさともこ先生曰く、「鋭角の時の縫い代の切込みがポイント」とのこと。
先生のブログも参考にしていただければと思います(*^^*)
ちなみに、写真右下がめくれているのは「返し口」です。
返し口部分の縫い代を開き、アイロンや爪でギュギュっと跡を付けておくと、返し口を閉じる時がスムーズです。
(寸法図と違うところに返し口がありますが、直線部分ならどこでも大丈夫です)
ひっくり返して、まわりを縫う
返し口からひっくり返し、形を整えます。
スナップ付ける細い部分は、目打ちを使うとキレイにひっくり返せます。
返し口の縫い代を折り込んで、布端から2mm程度をグルリと縫います。
プラスナップを付ける
最後に、プラスナップを付けます。
付ける位置は、実際に抱っこひもにかぶせてみるとわかりやすいと思います。
広げてみるとこんなかんじ。
表(赤ちゃんに直接触れる方)↓
裏↓
使う時はこうなります↓
エルゴアダプトはヘッドサポートの幅が調節できるので、対応しやすいよう凹スナップを2個つけています。
もちろん1個にしてもOKです!
完成!
プラスナップを付けたら完成です!!
さっそくエルゴアダプトにカバーを付けてみます!
ヘッドサポートを曲げる時は、内側のスナップを使います。
ヘッドサポートを立てる時は、外側のスナップがちょうどいいです!
同じ生地で肩紐カバーも作るのもいいですね👀
ぜひぜひお気に入りの生地を見つけて、オリジナルカバー作りを楽しんで下さい!♡
エルゴアダプトではない抱っこひもをお使いの方へ
「エルゴアダプト以外の抱っこひもでは使えないの?」
という質問をよくいただきます。
私自身はエルゴアダプトしか持っておらず試せないのですが、
読者の方が工夫して作ってくださっているので、そちらを参考にしていただけたらと思います。
エルゴ他製品の場合
まず、エルゴの他製品の場合です。
基本はエルゴアダプトと似た作りが多く、そのまま付けることも可能だそう。
ブログを見て作って下さった方によると、
- エルゴオーガニック → ボタンを1ヶ所増やすとピッタリに
- エルゴ オムニ360 → ほぼこのままで対応可能、少しだけ小さく作るとさらにピッタリ
とのことでした。
リルベビーの場合
リルベビーをお使いの方も作って下さいました!
付けてみると、こんなかんじだそうです↓
このままでも問題なく使えますが、
「縦幅を伸ばせば、さらにピッタリ!」
ということで、改良版も作って下さいました。
じゃん!
縦幅を4cm伸ばすと良いそうです。
ぜひぜひ作ってみて下さいね😄
この記事にたくさんの反響をいただいたことから、他の抱っこ紐カバーも作るようになりました。
どれも簡単なので、首カバーとお揃いで作って見て下さいね(*^^*)
- 赤ちゃんの顔と、抱っこしている人の服を守る「胸カバー」
- 通常のカバーだけでは守れない『角』を守る「ショルダー&コーナーカバー」
- 手持ちのカバーを、簡単に『防水仕様』にする方法
手作りカバーで、毎日をより楽しく過ごせますように!
なにか疑問がある方は、お気軽にお問い合わせ下さい(*^^*)