ハイローチェアを検討する際「何才まで使えるか?」を悩む方は多いのではないでしょうか。
公式には「4才ごろまで使える」とされているものもありますが、実際のところみんないつまで使っているのか私も疑問でした。
2歳半差の男児ふたりを育てた我が家では、ハイローチェア(ネムリラオートスウィング)とハイチェア(ベビービョルン)を使用。
この記事では、それぞれを使ってみてわかった、子どもの座らせやすさや掃除方法、メリット・デメリットなどをまとめています。
- 長く使おうと思えば使えるが、我が家は1才前で卒業したのでレンタル推奨
- 離乳食に使うならカバーがあったほうがよい
※ベビービョルンハイチェアは廃盤となり、2020年10月以降販売がなくなってしまいました😣
ハイローチェアはいつからいつまで使えるか
我が家は、次男用にハイローチェアを購入しました。取扱説明書によると、使用できる年齢は新生児〜48ヶ月までとなっています。
使用できるお子さまの年齢
- 簡易ベッドとして:新生児〜5・6ヶ月ごろ(衣服を含めて8kg、身長70cmまで)
- 椅子として:5・6ヶ月(腰がすわったころ)〜48ヶ月(衣服含め18kgまで)
ハイローチェアが一番役立ったのは1〜3ヶ月ごろ。ぐずっているときも電動スイングで泣き止んで寝ることが多く、長男のお世話や家事で手が離せないときにとても助かりました。
高くして寝かせておけば長男がうっかり踏んでしまうこともありませんし、タイヤ付きなので自由に移動可能。
主にリビングでの居場所として重宝しました。
次男は1歳前までハイローチェアを使用。動くのが増えてからは、離乳食用の椅子として重宝しました。
使いやすさはベビービョルンハイチェアの方が上ですが、大きさとしてはまだまだ使えます。
3才になっても座れます。18ヶ月以上は腰ベルトのみ(肩ベルトはなし)でOK。長男に試してもらったところ、座り心地がよいらしく、しばらく降りてくれませんでした(笑
以上のことから、ハイローチェアは何才まで使えるか?と考えると「大きさとしては4才ごろまで使用可能」だと思われます。
どの段階で乗り換えるかは、使いやすさと予算の兼ね合いになりそう。
たとえば、
- ハイローチェアは1歳前まで、離乳食期からはハイチェアに乗り換え
- 2歳頃まではハイローチェア、しっかり座れるようになったら木製ハイチェアに乗り換え
などなど。
我が家は結果的に1歳前に卒業したため、それならレンタルにしておけばよかったな…というかんじです😅
ためしに「ベビレンタ」さんで調べたところ、ネムリラ オートスイング(新タイプ)は6ヶ月税込18,180円(+送料)でレンタルできました。
メーカー小売価格が5万円オーバーと考えると、かなりお得!
最短1週間からOK、延長や買取もできるのでぜひ検討してみてください(私もレンタルでやり直したい…😂)
ハイローチェア(ネムリラ)とハイチェア(ベビービョルン)の比較
ここからは、ハイローチェアと、離乳食用に人気のベビービョルンハイチェアを比較していきます。
掃除のしやすさ(ハイローチェアはカバーがほしい)
まずは掃除について。
ハイローチェアはクッションが汚れた場合、取り外して洗濯となります。これがとても面倒。
調べてみると食事用のカバーが売っていました。撥水・防水加工で拭き取るだけでキレイになるそうです。口コミもよく、ハイローチェアで離乳食を食べるなら必須。
ベルトも抜き取って洗えますが、手洗い指定で洗濯機NG。
口に入れることも多いのでキレイにしたいのですが、洗った後にバックルを通し直すのが面倒でついつい放置しています・・・
対するベビービョルンのハイチェアは、座面や背もたれが一体構造になっていて、ものすごく掃除がしやすい!
汚れたらサッと拭き取るだけ。しかもテーブルは取り外して食洗機に入れられます。
掃除のしやすさに関しては、圧倒的にベビービョルンハイチェアの方が使いやすいです。
子どもの座りやすさ
続いて子どもの座りやすさ。
ハイローチェアを使うときは、子どもを座らせ、肩と腰のベルトを留めます。
テーブルが子どもに近い位置にあるとうまく座れないので、テーブルの両サイドを引っ張り、前にスライドさせます。ちょっと面倒です。
テーブルと子どもとの近さは3段階に調整可能でき、取り外して椅子だけで使うこともできます。
ベビービョルンのハイチェアはテーブルがベルト代わり。片手で簡単に操作できます。
テーブルを倒したら子どもを座らせ、テーブルをがっちゃんと戻します。
うちにある旧型はこれだけでOKですが、今販売されているものはより安全に使うため腰にハーネスがあります。補助的に留めるだけなので簡単です。
座りやすさに関しても、やはりベビービョルンハイチェアの方が使いやすいです。
一応ハイローチェアの擁護(?)をしておくと、クッションあり・角度調整ありなので子どもの体に優しくフィットしてくれる魅力があります。完全にしっかり座れるようになるまでは、ハイローチェアのほうが安心。
離乳食と収納時に必要なスペース
最後に、ハイローチェアを椅子として使う場合の必要スペースを比較。
テーブルを出し、背もたれを一番急な角度にして並べてみました。圧倒的にベビービョルンハイチェアのほうがコンパクトなのがわかります。
上からも撮影してみました。
ハイローチェアはもともとベッドなのでスペースを取るのはしかたありませんが、比べるとやはりコンパクトな方が便利。
ちなみにハイローチェアもベビービョルンハイチェアもたたむことができ、ハイローチェアは横長に、ハイチェアは縦長になります。
ハイローチェア(ネムリラ)のメリット・デメリット
最後に、私が思うハイローチェアのメリット・デメリットについて。
まずはメリット。
子どもが一人のときはそこまで必要性を感じませんでしたが、リビングでの居場所・電動スウィングでの寝かしつけなど、複数人育児にはとても便利な商品だと感じます。
赤ちゃんのそばにずっとついていられない、床に赤ちゃんを寝かせていると危険などの場面でハイローチェアは大活躍です。
- 赤ちゃんのリビングでの居場所に最適
- 寝かしつけにも使える
- 新生児から幼児まで、使おうと思えば長く使える
デメリットとしては、使える期間が短いに尽きます。
ハイローチェアに限ったことではありませんが、
- いろいろ長く使える(けどちょっと不便な部分もある)
- ひとつのことに特化して便利に使える(けど使える期間が短い)
のどちらを選ぶか…というかんじです。
- 新生児期〜離乳食のはじめごろまでしか使わない可能性あり
- そこそこに大きさがあるのでスペース確保が必要
- 高い
総合的に考えると、やはりレンタルが最適解なんじゃないかと思います。
「高い・大きい・使う期間短い」なので、使い終わったあとどうするか問題も結構大変。どうしても新品が使いたい!という人以外は、サクッと借りて、返して、使い終わったらお部屋スッキリ!がおすすめですよ😂
ハイローチェアはいつまで使える?│まとめ
ということで、我が家がハイローチェアを使用したのは、新生児期〜1歳前まででした。
検索してみると2歳ごろまでハイローチェアで食べていた方もいましたし、そのあとも使おうと思えば使えます。
とはいえ、やっぱり購入するには「価格とメイン使用期間のバランス」が合わないかなという印象。使わなくなったあとにどうするか?問題も考えると、レンタルが最適解!というのが私の結論です😂