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【ファストドクターとは】運営は成り立つ?医師の負担は?インタビューしてみた

先日、夜間休日往診のファストドクターについて利用レポを書きました。

こちらの記事がなんと”中の人”の目に留まり、ファストドクター事務局長の小石さんにお会いしてインタビューをさせていただくことに!

ヒナ
ヒナ
ファストドクターの考え方、どんなところを大切にしているのか、実際のところ運営は成り立っているのかなどなど、赤裸々に教えていただきました

>>夜間に安心を、ファストドクター

ファストドクターが生まれたきっかけ・成り立ち

ヒナ
ヒナ
そもそもファストドクターはどうやって生まれたサービスなんでしょう?
小石さん
小石さん
もともと往診をメインに行っている「四ツ谷ホームクリニック」が主体となって行っています。インフルエンザなどの高熱、お子さんの体調不良など、緊急時に「往診」という選択肢を提供できたら良いのでは?という思いから生まれたサービスです

元々は四ツ谷ホームクリニックの先生が中心になって立ち上げた「Fast DOCTOR(ファストドクター)」

現在は他の病院とも連携を組み、より多くの患者さんに対応できるようサービスを広げている最中なんだそう。

小石さん
小石さん
救急外来は24時間体制で重症患者の受け入れのための体制を作ってますが、軽症患者の受診が増えると、すべての方への対応が難しくなってしまいます。また救急病院に電話をしても「小児科医がいない」という理由で子どもは断られてしまうこともあります。
ヒナ
ヒナ
うちも断られたことあります・・・
小石さん
小石さん
子どもの様子が普段と違うと、親としてはとにかく不安ですよね。どれくらい緊急性がある状況なのかもわからないですし。ファストドクターはそういった不安に少しでも寄り添っていきたいと思っています。

今すぐ病院に行くべきなのか、明日の朝まで様子を見ていいのか。わからないのは本当に不安です。

救急外来に行ったとしても、長時間待たされるのは大人も子どもも負担が大きく、二次感染のリスクもあります。そう考えると「家で待っているだけでお医者さんが来てくれる」往診はとってもありがたいです。

小石さん
小石さん
何かあればまずはご相談ください。実際に往診が必要かはこちらで判断しますよ
ヒナ
ヒナ
そんな気軽に相談しちゃって大丈夫なんですか?!
小石さん
小石さん
はい、実際に往診に至らないケースは多いんです。状況をご説明いただいて、必要があれば往診に向かわせていただきます

これはとっても心強い!

子どもの様子がいつもと違うとパニックになりがち。さらに救急で断られたりすると、本当に気持ちが追い詰められます。まずは相談できる場所があるというだけで、気持ちがラクになります😭

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往診の利用者数

ヒナ
ヒナ
実際のところ、ファストドクターはどのくらい利用されているんでしょう?
小石さん
小石さん
平日は大体15~20件程度です。昨日(2017年12月16日)は土曜だったのでやや多く、都内30件・埼玉2件の往診を行いました

ちなみに患者さんは大人6割・子ども4割程度だそう。思ったより全体の件数が多い印象を受けました。

ヒナ
ヒナ
先ほど「相談だけでもOK」とおっしゃっていましたが、それだけの件数を受けるのはかなり大変なのでは?
小石さん
小石さん
電話やメールを受けるオペレーターは常時4人ほど待機し、迅速に返信できるように心がけています

実際、私が利用した時はメール相談から6分で折り返し電話が来ました。すごい!

往診時の診察・処置内容

ヒナ
ヒナ
ファストドクターでは自宅で診察・処置をしていただくことになりますが、実際どのようなことができるのでしょう?
小石さん
小石さん
通常の診察・薬処方はもちろん、レントゲン撮影も可能ですし、麻酔を使って傷口の縫合をすることもあります

レントゲン撮影から傷口の縫合まで、思った以上にやれる範囲が広い!さまざまな症状に対応できるよう、常時70種類以上の薬を持ち歩いているそうです。

往診の利用料金

ヒナ
ヒナ
料金はどうでしょう?往診は高いイメージがありますが・・・
小石さん
小石さん
小児なら自治体が発行している医療証が利用出来るため、交通費のみというケースが多いです。自治体の負担額に沿ったご請求となります
ヒナ
ヒナ
大人はどうでしょう?
小石さん
小石さん
大人は「救急病院にかかった場合の料金+2,000~3,000円」が目安です。処方や処置の有無によっても変動するので、ご相談の際にお問合せいただければ事前に目安金額をお伝えします

大人が利用する場合、やはり少し高くなるんですね。

ただ、救急病院での薬処方は1日分なのに対し、ファストドクターではその場で数日分をいただけるそうです。二次感染の恐れもありませんし、値段以上のメリットがあります。

医師の負担は?経営は成り立つ?

ヒナ
ヒナ
医師の負担が気になります。大丈夫なのでしょうか?
小石さん
小石さん
「運転は専門ドライバーに任せ、医師は診療に専念できるようにする」など、負担を最小限にできるよう工夫しています

ファストドクターとして活躍されているのは、主に大学病院勤務の先生方。どうしても医師の負担が大きくなりがちなので、少しでも軽減できるよういろいろと工夫なさっているそうです。

ヒナ
ヒナ
子どもは交通費のみで受診可能ですが、これでファストドクターの運営は成り立つのでしょうか?
小石さん
小石さん
事業継続はできますが、ギリギリです(笑
小石さん
小石さん
皆さまからいただいた医療費の多くは、ポータブルレントゲンや処方薬の拡充など設備投資に充てています。医療費は保険、つまり税金で賄われている部分が多いので、「売り手良し」「買い手良し」「世間良し」の三つの「良し」を信じて、売り手と買い手が共に満足し、また社会貢献もできるのが良い商売であると信じて事業運営をしています

往診はあくまで選択肢のひとつ。

運営はぎりぎりでも、このサービスを続けることで助かる患者さんがいたり、不適切な救急車や救急病院の利用が抑制できたりと、社会に対していいインパクトを与えられるように頑張っている・・・とのことでした。

ファストドクターにインタビュー│まとめ

答えにくそうな質問にもまっすぐお答えいただき、ファストドクターの信念に触れられたような気がしました。事務局長の小石さん、本当にありがとうございました!

最後は息子を抱っこしてもらいました😄

ファストドクター 事務局長 小石
>>【公式】ファストドクター

参考記事:往診を1つの選択肢に。ファストドクターが目指す夜間の医療問題解決のためのWeb活用法

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