今回は2ヶ月次男を抱っこするのに大活躍の「ポグネー STEP ONE(ステップワン) 一体型」をレビューしていきます。
2019年2月に発売されたばかりの新しい商品なんですが、これがもう本当にすごいんです!一度使ったらきっと病みつきです😊
比較されやすいコニーやベビーケターンとの違いも調べました。
- 着脱がラク
- 肩腰の負担が少ない
- 密着感があって寝かしつけに◎
- コンパクトに畳めて持ち運びやすい
- フリーサイズなので夫と共有できる
ポグネー ステップワン一体型とは
まず「ポグネー ステップワン一体型」はこんな商品です。
ベビーラップの「安定感」
スリングの「装着の手軽さ」
腰ベルト付きキャリアの「抱っこの楽さ」全てが一つになった新しい抱っこ紐!
丸洗いOKで、推奨年齢は新生児(3.5kg)~14ヶ月(11kg)まで。
新生児期からインサート無しで使うことができます。
ステップワンの魅力
ではさっそく、ステップワン一体型が「他の抱っこ紐の良いとこ取り」とはどういうことなのか、詳しく見ていきます😊
※以下、ステップワン一体型は「ステップワン」と表記します
腰ベルト付きで体への負担が少ない
ステップワンの魅力ひとつめは「腰ベルト付きで体への負担が少ない」ところ。
抱っこ紐というとまず浮かぶのは、エルゴなどの腰ベルト付きタイプかと思います。
腰ベルト付きの魅力は、肩と腰で子どもの体重を支えられるところ。肩だけで支えるタイプ(スリング・クロス抱っこひも・コニーetc)と比べると体の負担が少なく、長時間の抱っこに向いています。
ステップワンには腰ベルトがあり、さらに布面積が広いので一点に力がかかることがありません。上半身全体で子供の体重を支えられるのが魅力です。
肩を覆うデザインですが、腕の上げ下げは普通にできます。
肩掛けバッグやリュックも使えますが、すべりやすいので長時間はちょっとキツイかも。ちょっとした家事、吊り革を持つなどの動作は問題なさそうです。
※ヒップシートセットの「ナンバーファイブプラス」or「オルガプラス」と合わせて使えば、腰の負担を軽減できます。詳しくはこちら
軽くて簡単にたためてコンパクト、持ち運びやすい
ステップワンの魅力ふたつめは「軽い・たたみやすい・コンパクト」なところ。
腰ベルト付きの抱っこ紐(エルゴなど)は便利ですが、重い・ゴツい・持ち運びにくいのがマイナスポイントでした。
エルゴは約800g。収納ポーチを使ったとしてもかさばりますし、毎回しまうのも面倒。
スリングやベビーラップなら軽くて持ち運びやすいのになぁー・・・と、ここでまたステップワンはいいとこ取り!
重さはエルゴの約半分の400g。
クルクルッと巻くだけでコンパクトになり、外出時も気軽に持ち歩けます。
収納用の巾着も付いています。ステップワンと同じ伸縮素材でできているので、すっぽり簡単に収納できます。
また、ゴツくないので付けたままでも違和感が少ない!そのままシートベルトもできちゃいます。これもまた地味に便利✨
着脱が簡単
ステップワンの魅力3つめは「付けたり外したりするのがとっても簡単」なところ。
軽くてコンパクトという点ではベビーラップが有力ですが、慣れるまで装着が大変なのがマイナスポイントでした。
体に巻き付けるときに下に擦ってしまうこともあり、屋外での着脱には向きません。
もっと簡単に抱っこできたらいいのに・・・ということで考えられたのがステップワンです。
抱っこするときはまず腰ベルトのバックルを留め、
ショール部分を頭からすっぽりかぶります。
子どもを中に入れて、
ヒップカバーを上げ、サイドストラップを引っ張ればOK。
完了です。
余ったベルトやサイドストラップは巻いて留めておくと邪魔になりません。が、私は面倒なので伸ばしたままにしています。
降ろすときはサイドストラップを少し緩め、子どもを上に抱き上げるだけ。買い物や保育園の送迎のとき、車から降りてササッとつけられて便利!
長さ調整も簡単!
腰ベルトやサイドストラップはシートベルトと同じ素材で作られていて、表面の毛羽立ちや摩擦が少ないんです。ビックリするくらい簡単にシュルシュルッと動かせて気持ちいい!
また、子どもを眠ったままそっとおろすための工夫も。
サイドバックルを外しショールを頭から引き抜けば、簡単に脱ぐことができます。
ベビーラップは密着感が高いので寝かしつけに向いていますが、おろすのが大変で起きてしまうのがネックでした。
ステップワンなら、しっかり抱っこして眠ったまま布団におろすことができます。
ステップワンごと布団におろし、上半身をかがめたまま腰ベルトを外せば起きにくいです!
フリーサイズで夫と共有できる
ステップワンの魅力4つめは「フリーサイズで夫と共有ができる」ところ。
実は今回、着脱が簡単でコンパクトな抱っこ紐としてまず思いついたのはコニーでした。次に見つけたのはベビーケターン。どちらも腰ベルトこそありませんが、ステップワンと似た形状です。
が、しかし!
コニーもベビーケターンも、着用者の体格に合ったサイズ選びが必要です。しかも実店舗がなかったり少なかったりで試着もできない。不便。
また、サイズが固定ということは夫との共有ができません。せっかく買うのに自分しか使えないなんてもったいなさすぎる・・・
そこで見つけたのがステップワンです。
男女共S~XLサイズまで使えるフリーサイズで、夫との共有ももちろんOK!
色がシンプルで、性別やタイプを問わず使いやすいのも魅力。ちなみに我が家はグレーを使っています。
ステップワンと他の抱っこひもの比較
ここまでに挙げたステップワンの魅力を、他の抱っこ紐と比較してみました。
他は何かしら使いづらい部分がありますが、ステップワンはすべてバランス良く作られています。
体の負担 | 持ち運び | 着脱 | サイズ選び | |
STEP ONE | ○ | ○ | ○ | ◎ |
エルゴなど | ◎ | × | △ | ○ |
スリング | × | ◎ | ◎ | リングありのみ可 |
ベビーラップ | ○ | ◎ | × | ◎ |
コニーなど | ○ | ○ | ○ | × |
ステップワンの注意点
・・・と、ここまでステップワンを絶賛してきましたが、注意点もいくつかあります。
使える期間が短い
まず、購入検討時に一番ひっかかるのは「使える期間が短い」という点。
ステップワンの推奨年齢は新生児~14ヶ月(11kg)まで。
エルゴアダプトは48ヶ月(20kg)、コニーは20kg、ボバラップは16kgまでなので、ステップワンはかなり短いです。
それ以降はベビーカーでやっていくのもありですが・・・うーん。
使える時期が短いのは残念ですが、重くなってくるとヒップシートのほうがラクなのは事実。私も長男の腰すわり以降はほとんどポルバンに頼っていました。
いずれヒップシートに買い換えようと思われる方は「ステップワン一体型」ではなく「ステップワンショール」の購入がオススメ。
ステップワンショールは、一体型の“上だけ”。
ヒップシート「ナンバーファイブプラス」か「オルガプラス」の腰ベルトと組み合わせて使います。
「ナンバーファイブプラス」「オルガプラス」の腰ベルトは、ステップワン一体型と比べてガッチリした作り。
コルセット機能もあり、腰の負担はこちらの方が抑えられます。ただその分ちょっとゴツくはなります。
ステップワンショール+ヒップシートの組み合わせで購入すると、成長に合わせて使い方を変えられるのが魅力です。
お値段はそのぶん張りますが・・・エルゴシリーズも物によって3万円以上するので、それと比べるとこちらの方がコスパはいいかも。
ちなみに、ステップワン一体型はインサートとしても使えるそうです。
ポグネーヒップシートと併用することで肩腰の負担が軽減できるのかな。ただ、重ねて使うのは腰回りがかさばりそうです。
インサートの代わりとしてもお使いいただけます。No.5neoと併せてお使いいただきやすいです。
商品特徴
抱っこひもカバーが使えない
ステップワンは布で包み込むタイプなので、エルゴの肩紐に付けるようなカバーは使えません。
ヨダレや汗が気になるときは丸ごと洗濯です。薄いので乾きやすいですが、ちょっぴり不便。
また、寒い時期はケープが付けづらいという問題も。ママコートを着たり、子どもにあったかい服を着せたりするといいかな。
ほぼ同じ形のコニーは専用抱っこ紐ケープを販売していました。これならステップワンにも使えそう。
密着度が高いので暑い
ステップワンは赤ちゃんとぴったり密着するので、時期によっては暑さが気になります。
メッシュ素材&UVカット付きの「ステップワンエア」もあるので、春夏生まれさんはこちらにしておくと良いかも。
ポグネー ステップワン一体型レビュー│まとめ
使い始めてまだ数日ですが、すっかりステップワンの虜になってしまいました😚
着脱がラク且つ持ち運びやすいので、家でグズグズモードをあやすとき・寝かしつけ・長男の保育園送迎・買い物などなど、どんな場面でもオールマイティーに活躍してくれる素晴らしい子!
首すわり前から使える抱っこ紐にお悩みの方は、ぜひぜひご検討ください♡