最近はたくさんの抱っこひもが販売されています。
いろいろ試してみるとそれぞれにメリットデメリットがあり、何より大事なのは「自分に合った商品を見つけること」だと思う今日この頃。
この記事では私が試した10種類以上の抱っこひも・ヒップシートについて、
- 抱っこ紐の画像
- メリット・デメリット
- 使える時期
- 使い方(おんぶや前向きだっこができるか)
- 重さ
- お手入れ方法
などを一覧で紹介してみました。
ざっくりと比較して気になる商品を見つけたら、それぞれのレビュー記事から詳細をチェックしてみてください。
質問などあれば気軽にコメントしていってくださいね😊
ヒップシート
POLBAN(ポルバン)/ラッキー工業
POLBAN(ポルバン)
ポルバンは私が初めて使ったヒップシート。長男の腰すわり〜歩行が安定するまで、どこに行くにも持ち歩いていました。
- 他商品と比べると安くて軽い
- 前向き抱っこOK
- 首すわりから使用OK(ダブルショルダー併用)
- シングルショルダーはヒップシート本体と接続したまま座面下に収納できる
- ヒップシート単体販売あり
- 新型ポルバン(後述のポルバンアドバンス)と比べると子どもがずり落ちやすい
- ダブルショルダー抱っこがやや不安定、低月齢のころは他のヒップシートの方が安定感あり
- 腰がすわってから(7ヵ月頃)~36ヵ月(体重約15kg)まで
- ダブルショルダー併用:首がすわってから(4ヵ月頃)~24ヵ月(体重約13kg)まで
- シングルショルダー併用:腰がすわってから(7ヵ月頃)~36ヵ月(体重約15kg)まで
- 約450g(リップストップブラック約340g)
- 対面だっこ:腰がすわってから(7ヶ月頃)〜24ヶ月(体重13kg)まで
- 前向き抱っこ:腰がすわってから(7ヶ月頃)〜24ヶ月(体重13kg)まで
- 腰だっこ:腰がすわってから(7ヶ月頃)〜36ヶ月(体重15kg)まで
(ダブルショルダー併用時:腰だっこ不可)
- 洗濯機OK
- 販売方法:ヒップシート本体・ダブルショルダー・シングルショルダー、それぞれ別売り
POLBAN ADVANCE(ポルバンアドバンス)
ポルバンシリーズはこの数年でどんどん進化しています。
2020年3月の最新モデルがこの「ポルバンアドバンス」。使用感が格段に上がり、子どもも大人も快適に抱っこができるよう工夫されています。
- ショルダーパーツが別売りなので、必要なものを選んで購入できる
- 前向き抱っこOK
- 首すわりから使用OK(ダブルショルダー併用)
- ショルダーパーツはヒップシート本体と接続したまま座面下に収納できる
- 静音面ファスナー採用、腰からはずす時に静か
- ヒップシート単体販売あり
- ダブルショルダー抱っこがやや不安定、低月齢のころは他のヒップシートの方が安定感あり
- 腰すわり(7ヶ月頃)〜36ヵ月
- ダブルショルダー併用:首がすわってから(4ヵ月頃)~24ヵ月(体重約13kg)まで
- シングルショルダー併用:腰がすわってから(7ヵ月頃)~36ヵ月(体重約15kg)まで
- リップストップ素材の3色:480g
- デニムブラック:540g
- メランジグレー:570g
- 対面・前向き抱っこ:腰が座ってから(7ヶ月)〜2歳まで
- 腰だっこ:腰が座ってから(7ヶ月)〜3歳まで(ダブルショルダー併用時は不可)
- 横だっこ:表記なし(横抱きの補助として使用可)
- 販売方法:ヒップシート本体・ダブルショルダー・シングルショルダー、それぞれ別売り
- お手入れ:洗濯機OK
ポグネー/POGNAE
ポグネーからは4つのヒップシートが販売されています。それぞれに魅力的なのですが、違いがわかりにくいのがネック。
詳細は「ポグネーのヒップシートがすごい!全4種の特徴・選び方まとめ」にまとめているので、違いが詳しく知りたい方はそちらをご覧ください。
No.5neo
ポグネーの中で私のイチオシはNo.5neo。使いやすい最新機能が詰まっており、デザインもすっきりとしておしゃれです。
- 前向き抱っこ・おんぶOK
- 0ヶ月から使用OK(新生児インサート併用)
- コルセットボーン:腰に優しい
- サイレントファスナー:静かにはずせる
- ベルトの滑りが良く調整がしやすい(シートベルト素材)
- 防水加工
- 見た目にもこだわり
- ヒップシート単体販売あり
- 値段が高い
- 首すわり(4ヶ月頃)〜36ヶ月(15kg)
- 新生児インサート(別売)併用:0ヶ月〜
- ヒップシート単体:440g
- ヒップシートキャリア:830g
- 対面だっこ:首すわり(4ヶ月頃)〜36ヶ月(15kg)
(新生児インサート併用で0ヶ月〜) - 前向き抱っこ・おんぶ:ひとり座り(7ヶ月頃)〜36ヶ月(15kg)
- 販売方法:ヒップシートキャリア(ショルダーパーツとセット)orヒップシート単体
- お手入れ:洗濯機OK(手洗い推奨)
防水加工のため汚れにくい
No.5+(ナンバーファイブプラス)
ポグネーの「プラスシリーズ」は、ヒップシート・抱っこ紐ベルト・キャリア上部の3点セットで販売されているのが特徴です。
- ヒップシート・抱っこ紐ベルト・キャリア上部の3点を組み合わせていろいろな使い方ができる
- 前向き抱っこ・おんぶOK
- 0ヶ月から使用OK(新生児インサート併用)
- コルセットボーン:腰に優しい
- サイレントファスナー:静かにはずせる
- ベルトの滑りが良く調整がしやすい(シートベルト素材)
- 防水加工
- 足幅調整可
値段が高い
- 首すわり(4ヶ月頃)〜36ヶ月(15kg)
- 新生児インサート(別売り)併用:0ヶ月〜
- ヒップシート単体:450g
- ヒップシートキャリア:890g
- 抱っこ紐:740g
ヒップシートキャリア・抱っこ紐どちらも共通
- 対面だっこ:首すわり(4ヶ月頃)〜36ヶ月(15kg)
(新生児インサート併用で0ヶ月〜) - 前向き抱っこ・おんぶ:ひとり座り(7ヶ月頃)〜36ヶ月(15kg)
- 販売方法:ヒップシート・抱っこ紐腰ベルト・キャリア上部のセット販売のみ
- お手入れ:洗濯機OK(手洗い推奨)
防水加工のため汚れにくい
ORGA(オルガ)
ORGAはデザインの良さが魅力。No.5neoのような最新機能はありませんが、使用時期など基本的は使い方は同じです。
- 前向き抱っこ・おんぶOK
- 0ヶ月から使用OK(新生児インサート併用)
- ベルトの滑りが良く調整がしやすい(シートベルト素材)
- ポグネーの中では安い
- デザインが良い
- コルセットボーン・サイレントファスナーなどの最新機能なし
- 首すわり(4ヶ月頃)〜36ヶ月
- 新生児インサート(別売り)併用:0ヶ月〜
- ヒップシート単体:400g
- ヒップシートキャリア:860g
ヒップシートキャリア(ショルダーパーツを付けた状態)
- 対面だっこ:首すわり(4ヶ月頃)〜36ヶ月(15kg)
(新生児インサート併用で0ヶ月〜) - 前向き抱っこ・おんぶ:ひとり座り(7ヶ月頃)〜36ヶ月(15kg)
ヒップシート単体
- 横だっこ:0ヶ月〜
- 対面抱っこ:首すわり(4ヶ月頃)〜36ヶ月(15kg)
- 前向きだっこ:ひとり座り(7ヶ月頃)〜36ヶ月(15kg)
- 販売方法:ヒップシートキャリア(ショルダーパーツとセット)orヒップシート単体
- お手入れ:洗濯機OK(手洗い推奨)
ORGA+(オルガプラス)
ORGA+はNO5+と同じく、ヒップシート・抱っこ紐ベルト・キャリア上部の3点セット。機能に大きな違いはありません。
NO5+は防水加工で汚れにくい、ORGA+はデザインが凝っている、というくらいかと思います。
- デザインが良い
- ヒップシート・抱っこ紐ベルト・キャリア上部の3点を組み合わせていろいろな使い方ができる
- 前向き抱っこ・おんぶOK
- 0ヶ月から使用OK(新生児インサート併用)
- コルセットボーン:腰に優しい
- サイレントファスナー:静かにはずせる
- ベルトの滑りが良く調整がしやすい(シートベルト素材)
- 足幅調整可
- 値段が高い
- 首すわり(4ヶ月頃)〜36ヶ月(15kg)
- 新生児インサート(別売り)併用:新生児期〜
- ヒップシート単体:460g
- ヒップシートキャリア:940g
- 抱っこ紐:780g
ヒップシートキャリア・抱っこ紐どちらも共通
- 対面だっこ:首すわり(4ヶ月頃)〜36ヶ月(15kg)
(新生児インサート併用で0ヶ月〜) - 前向き抱っこ・おんぶ:ひとり座り(7ヶ月頃)〜36ヶ月(15kg)
- 販売方法:ヒップシート・抱っこ紐腰ベルト・キャリア上部のセット販売のみ
- お手入れ:洗濯機OK(手洗い推奨)
Tran(トラン)
トランは「折りたためるヒップシート」
ヒップシートはかさばって持ち運びにくいのが難点でしたが、トランは座面下のフレームを折りたたんで小さくまとめることができます。
- たたんでコンパクトに持ち運びできる
- 首すわりから使用OK(ダブルショルダー)
- 前向き抱っこ・おんぶOK(ダブルショルダー)
- やや重い
- ショルダーパーツを座面下に収納するとたためない(シングルショルダー)
- ヒップシート単体:腰すわり(7ヶ月頃)〜体重20kg
- ダブルショルダーヒップシート:首すわり(4ヶ月頃)〜体重20kg
- シングルショルダーヒップシート:腰すわり(7ヶ月頃)〜体重20kg
- ヒップシート単体:約650g
- ダブルショルダーヒップシート:約1000g
- シングルショルダーヒップシート:約880g
ヒップシート単体
- 縦抱っこ(腰すわり7ヶ月~24ヶ月体重13kgまで)
- 前向き抱っこ(腰すわり7ヶ月~24ヶ月体重13kgまで)
- 腰抱っこ(腰すわり7ヶ月~体重20kgまで)
- 横抱っこ(生後10日~首すわり前)※授乳の補助具として
ダブルショルダーヒップシート
- 縦抱っこ(首すわり4ヶ月~24ヶ月体重13kgまで)
- 前向き抱っこ(腰すわり7ヶ月~24ヶ月体重13kgまで)
- 腰抱っこ(腰すわり7ヶ月~体重20kgまで)
- おんぶ(腰すわり7ヶ月~20kgまで)
シングルショルダーヒップシート
- 縦抱っこ(腰すわり7ヶ月~24ヶ月体重13kgまで)
- 前向き抱っこ(腰すわり7ヶ月~24ヶ月体重13kgまで)
- 腰抱っこ(腰すわり7ヶ月~体重20kgまで)
- 販売方法:ヒップシート単体販売なし
- お手入れ:洗濯OK
抱っこ紐
napnap ベビーキャリー BASIC MESH DRY
napnap人気の抱っこ紐BASICのメッシュドライモデル。
リュックを背負う感覚でよいしょっと持ち上げておんぶできるのが特徴です。エルゴなど一般的な抱っこ紐のように前からグルッと回すのが不安な方にオススメ。
- 首すわりからOK
- おんぶしやすい
- メッシュなので通気性◎、洗濯しても乾きやすい
- 小柄な日本人にもフィットしやすい作り
- 使わないときは丸めてスナップで留めコンパクトに
- 収納ポケットが大きい
- 背当てが低いため、低月齢の頃・のけぞった時などは不安
- 首すわり(4ヶ月)〜48ヶ月(約20kg)
- 新生児パッド(別売り)併用:生後10日頃〜
- 約600g
- だっこ:首すわり(4ヶ月)~24ヶ月(約13kg)
- おんぶ:首すわり(4ヶ月)~48ヶ月(約20kg)
- お手入れ:洗濯機OK
※レビュー記事はただいま執筆中です
キューズベリーTYPE2(生産終了)
私が二人育児(長男3才・次男0才)でお世話になりまくったのが、このキューズベリーの抱っこ紐。
抱っこからおんぶに切り替える際、立ったままグルッと回すだけでOKなのがとにかく便利。慣れればほんと一瞬でできます。背当てが高いのでおんぶでも安心。
洗濯機NG、3万オーバーという高額、首すわり前は使えない、というマイナス要素を考えても大いに買う価値あり。オススメです。
- 着脱が簡単
- 上着を着たまま抱っこしたり降ろしたりできる
- 抱っこから降ろさずグルリと回しておんぶに切り替えできる
- 背当てが高く、低月齢の頃・のけぞった時なども安心
- 日本製なので体にフィットしやすい
- デザインが良い
- 抱っこしていない時も付けっぱなしでダランとならない
- 価格が高い
- 首すわり前は使えない
- 洗濯機NG
- 収納ポケットが小さい
- 首すわり〜15kg
- 860g(表記がなかったので実測)
- 抱っこ:首すわり~13kgまで
- おんぶ:首すわり~15kgまで
- お手入れ:洗濯機×(ヘッドカバーのみネットに入れて洗濯OK)
Ergo Adapt(エルゴアダプト)
エルゴアダプトは私が初めて使った抱っこ紐。新生児パッドなど付属品なしで、新生児期〜4才頃まで長く使うことができます。
- 新生児期から付属品なしで使える
- おんぶOK
- デザインが豊富
- 使わない時にダランとなる(別で収納ポーチを購入すれば丸めて収納することは可)
- 海外製なので作りがやや大きく、肩が浮いたりして体にフィットしづらいことがある(肩紐クロスで抱っこすればフィットするが面倒)
- 新生児(3.2kg)〜4歳頃(20kg)まで
- 730g(個体差あり)
- 対面抱き:0ヶ月〜24ヶ月(12.2kg)まで
- 腰抱き:6ヶ月〜24ヶ月(12.2kg)まで
- おんぶ:6ヶ月〜20kgまで
- お手入れ:洗濯機OK
ちなみに、メッシュ仕様のクールエア、前向き抱っこができるオムニ360などいろいろなシリーズ商品があります。
ベビーラップなど
ステップワン一体型
ステップワンは、2019年2月に発売されたまだ新しい抱っこ紐。
伸びの良い布と腰ベルトの組み合わせで、一般的な抱っこ紐・スリング・ベビーラップの良いとこ取りができちゃいます。
- 着脱が簡単
- 密着感があるので寝かしつけ向き
- 軽くてコンパクト、持ち運びやすい
- フリーサイズなのでパパママ共用OK
- 抱っこしていない時も付けっぱなしでダランとならない
- 新生児(3.5kg)〜14ヶ月(11kg)
- 405g
- 対面抱っこのみ
「インサートの代わりとしてもお使いいただけます。No.5neoと併せてお使いいただきやすいです」との表記あり
- お手入れ:手洗い推奨(洗濯機OK)