今回は「つわり中、上の子どうする問題」について。
第二子の妊活を始めるときから不安に思っていましたが、いざなってみるとホントきつかったです😓
ピークは毎日布団から起き上がることすらできない日が続きました。
実両親・義両親ともに頼れる状況ではなく、引っ越しから間もないため近所に知り合いもいない。夫の職場までは2時間以上。
もう終わってる。そんな我が家がどうやって乗り切ったかをまとめてみたいと思います。
まずは自治体に連絡!使える制度をフル活用
まず第二子妊娠がわかった時点で、使えそうなサービスを調べて連絡をしまくりました。
- ファミリーサポートセンター
- ベビーシッター
- 緊急一時保育
etc…
住んでいる場所や家庭環境などで使えるサービスは変わるので、少しでも体調が良いうちに調べておくのが良いと思います。
(夫にやってもらえると理想ではあるものの、仕事が忙しくて無理でした)
先に登録が必要だったり面談があったりするものも多いです。
「制度を調べておくだけ」だと、いざという時に使えません。とにかく具体的なイメージを持って、すぐに使える状況にしておくに限る!
ファミリーサポートセンター(ファミサポ)
我が家が一番お世話になったのが「ファミリーサポートセンター(ファミサポ)」でした。
ファミリーサポートセンターは、地域において育児や介護の援助を受けたい人と行いたい人が会員となり、育児や介護について助け合う会員組織です。
簡単に言うと、ご近所会員さんが子どもを預かったり送迎したりしてくれるシステム。昔ながらの「助け合い」の間に自治体が入っているイメージです。
料金は一時間5~800円程度。他サービスと比べると、びっくりするくらい安いです。
正直なところ私はファミサポのシステムに不安があり、できる限り使わないつもりでした。が、つわりがひどくなるとそうも言っていられなくなり・・・
優しいママ会員さんを紹介してもらったのをきっかけに、定期的にお願いするようになりました。
- 一週間に約3日、9~13時に依頼
- 約¥3,500/回(送迎・昼食込)
ファミサポは相手会員さんの家で見てもらう(もしくは散歩)が原則だったので、本当に丸投げ状態でした。
朝送り出して、昼ご飯を食べてから連れて帰ってきてもらう。知らない人に預ける不安は大きかったですが、我が家はファミサポなしではどうにもならなかったのも事実です。
ファミサポさんをお願いしている日は『迎えが来るまではテレビや動画でなんとか凌ぎ、帰ってきたら息子と一緒に昼寝』という流れ。私は夕方までほぼ布団で過ごすことができ、本当にありがたかったです。
ベビーシッター(キッズライン)
ファミサポは相手会員さんの都合で使えない日もあります。
でも自分ひとりではどうしても息子の世話ができない。そんな時はベビーシッターさんをお願いしました。
- ファミサポが使えず体調が悪い時、9~12時に依頼
- 約¥5,000/回(シッター交通費込)
シッターさんには、自宅(私が寝ている隣の部屋・庭など)で息子と遊んでもらいました。昼ご飯は私が冷凍食品を温め、食べさせたり片付けたりするのを手伝ってもらうところまで。
ファミサポと比べると料金は上がりますが、福利厚生サービスを使うことで多少は戻ってきました。
※キッズラインはその後事件が発覚し、あまりお勧めできない状況です。利用する際は自分で信用できるシッターさんかをしっかり見極める必要があります。私は完全にお任せするのが不安だったため、自宅内で、自分の目が届く範囲で見てもらいました。
緊急一時保育
もうひとつ我が家が検討したのが、「緊急一時保育」でした。
保護者の病気、出産又は家族の看護等で、一時的にお子さんの世話ができないときに区立保育園で保育します。以下の区立保育園で実施しています。
さっそく連絡したのですが、これがちょっと厄介で・・・。
【自治体】利用できると思うから、保育園に直接連絡して
【保育園】「つわりが大変」っていう医師の診断書をもらってきて
産婦人科で診断書を出してもらうよう依頼。ものすごく待たされ、発行料を支払い、診断書を持って必死で保育園へ。
【保育園】もっとはっきり「○日間の安静が必要」とか書いてないと無理、これでは申し込めません
それなら初めからそう言って!前連絡した時、必要事項とか何も教えてくれなかったのに!!
この時点で心がポッキリ折れ、私は緊急一時保育を諦めました。きちんと利用できればすごく良い制度だと思うので、これからご検討の方はご注意を・・・
買っておいてよかったもの色々
さて、どんなに外部サービスを使っても、やっぱり家で過ごす時間はあるわけで。
これはあって良かった!というものもまとめておきます。
新しいおもちゃ
つわりに限らず、ここぞという時に活躍してくれるのが「新しいおもちゃ」
めずらしさで食いついてくれることが多いですよね。すぐ飽きたりもするけど。
めちゃめちゃ上手に貼るやん… pic.twitter.com/fLhDr7pyug
— ヒナ@息子1y10m+つわり (@hinamama_cm) 2019年1月28日
息子は丸シール貼りが気に入ったようで、集中してよく遊んでくれていました。台紙は無料でダウンロードできるものも多くて便利。
音が鳴る救急車のおもちゃも買ったのですが、つわり中の母には刺激が強すぎた!うるさくて頭痛が激悪化し、息子が見ていないうちに隠しました😓
室内で体を動かせる遊具・おもちゃ
とにかく外に連れていけないので、室内でいかに発散してもらうかが重要。一番ありがたかったのは室内用のすべり台です。
小さいので寝室でもリビングでもどこでも置けるし、低めなのでそこまで危なくない。
布団に横になったまま「いってらっしゃーい」「イッキマーシュ、バイバーイ(手を振ってすべる)」というやりとりを無限にくりかえしました。
それから、ボールハウスとトンネル。
ボール100個は片付けが大変なので無し。おうちとトンネルでかくれんぼ遊びをしていました。
ボール遊びは少し大きめのビニールボールで。
ひとりで投げたり蹴ったりしてしばらく遊んでいてくれるので助かります。飽きてきたら私が布団の中から投げて取ってきてもらったり・・・
キッズプレート・冷凍野菜など
つわり中に子どもと遊ぶのもしんどいけど、ご飯の用意もとにかくつらい。ひたすら生協の冷凍お子さまプレートに頼っていました。
他にも、カレーセット・たまごどんセットがあります。
自分で作るときはすべて冷凍野菜を使い、野菜の下処理の手間を省きました。
ブロッコリーやほうれん草など、レンジでチンして味付けすれば食べられるものが便利!凍ったままホットクックに入れて、簡単にスープを作ることもできます。
ネットスーパーで買えば、冷凍品も溶けることなく届けてもらえます。注文もすべてスマホからできるし、本当にありがたい😭
お助け家電は必要経費
上の子のためというより「生活のため」、どうしても外せないのがお助け家電です。
正直言って高い、買う時は勇気がいる。でもこれがないとしんどいです。必要経費と割り切ることにします(こうしてどんどんお金が飛んでいく)
食洗機
少し前と比べるとずいぶん普及してきたように感じる食洗機。ほんとに、ほんっとーに便利です。もう、神。食洗機がない生活なんて耐えられない。
息子が食べ散らかした食器、ベタベタの手で触ったコップ、すべて入れてスイッチオン。
慣れると食器のセットや片付けすら面倒になるけど、それでも自分で一枚一枚洗う手間と時間を考えたらもう全然。
衣類ガス乾燥機
もうひとつ、絶対に外せない我が家の必須家電が「ガス乾燥機」です。
ガス乾燥機導入前
「ガス代もかかるだろうし、晴れてる日はできるだけ自分で干せたらいいな」今
「乾燥機×の物以外すべてin!ガス乾燥機サイコーすぎ(泣」— ヒナ@1y11mと13w🤰 (@hinamama_cm) 2019年1月1日
ごく一部のデリケートな衣類を除き、他はすべてガス乾燥機にお任せです。
大人だけなら「明日も同じ服を着ればいいか」で済むこともありますが、子どもの服はとにかく汚れる。そして汗をかく。洗濯物は毎日大量。
前回のつわり中は「とにかく洗濯物だけは干さなくちゃ・・・」と必死だったので、そこから開放されたのは大きな違いでした。
洗濯物を入れてスイッチオン。一時間もすればフワッフワに仕上がります!
「私なしでも生活が成り立つ」ということ
最後に、何より大事だったかもしれないこと。
それは「私なしでも我が家の生活が成り立つ=夫が最低限の家事育児ができる状態にしておくこと」でした。
もちろん夫は仕事をしながらなので、何もかもを完璧にすることはできません。
- ゴミ出し
- 食器洗い(食洗機)
- 洗濯・乾燥
以上の家事と、息子の世話一通りをお任せできればなんとかなる!
掃除も片付けもやる余裕がなくて家中ぐっちゃぐちゃですが、落ち着いたらなんとかすればいいさ。
ヘルプなし妊娠出産、不安は尽きない
ここまでいろいろと書いてきましたが・・・はじめに書いたとおり、ほとんどが「お金で解決」でした。
正直しんどい。これから何があるかわからないのに、子どもも二人になるのに、お金もったいないのに!
でも、親ヘルプがない我が家にはこの方法しかありませんでした。
今は日によって夫が在宅勤務をしてくれたり、息子が保育園に行き始めたりと、少しずつ状況が変わりつつあります。
これからもその時々のベストを探して、家族で模索していきます💦
同じような状況の方に、少しでも参考にしていただければ幸いです。