
今まで3回にわたって実況レポート記事を書いてきた『夜間断乳』の件。
前回の記事では、あまりのうまくいかなさに心が折れ、フォロワーさんからいただいた言葉に涙していた私でした。
心ポキポキレポートをしてから2週間。
ついに。
ついに!!
息子が朝まで寝るようになりました!!
今回は、私なりの夜間断乳のやり方をできるだけ具体的にお伝えしていきたいと思います!!
追記
夜間断乳完了後、次は『夜泣き』が始まりました😅
よろしければそちらもどうぞー
目次
夜間断乳の『具体的なやり方』は調べても見つからなかった
その前に、まず私の恨みを書かせて下さい。。。
今って、どんな情報もインターネットで調べれば出てくる時代だと思うんです。
夜間断乳についても、検索ワードに
「夜間断乳 やり方」
「夜間断乳 失敗」
とか入れさえすれば、きっといろんなやり方・知恵が出て来るだろうと思っていました。
ところが。
違うの、私はもっと具体的にどう対応したら良いのかが知りたかったの!!
とか、
とかそういうことが知りたかったんです。
でもそういう情報は全然見つけられず、今やっていることが正しいのか、本当にこれでいいのかがわからずとにかく不安でした。
それでも、
「一度飲ませないと決めたらもうあげない」
「やっぱりやめよう、とか中途半端なことをすると息子がしんどいはず」
と信じて頑張ってきましたが、やっている最中は本当に不安ばかりで。
だから今回の記事には、私がやったことをできるだけ具体的に書こうと思います。
私自身のしんどさ・恨み?が込められています。どうかお付き合いください。笑
夜間断乳中の息子の様子
今までの記事に書いたこととも少しかぶってくるのですが、まずは夜間断乳中の息子の様子から。
「夜間断乳」を調べてみると、
というパターンが多いようなのですが、息子の場合は全く違いました。
そもそも「おっぱいが飲みたい」というかんじではなく、ただただ「今までは授乳でスッと眠れていたのに、その習慣を乱されたので寝つけなくなってグズグズ」というかんじ。
ギャン泣きというより、ひたすらグズグズ。
グズグズはするものの昼間は元気だし、でも夜間断乳を始めて2週間経っても様子は変わらないし、なにがなんだかわからないかんじでした。
成功に向けて私が「やったこと」
「夜間断乳は3日で結果が出ることが多い」どころか「2週間経っても出口が見えない」という不安。
毎日モヤモヤしながらも、私なりにいろんなことを試しました。
どの部分が成功に至るポイントだったのかはわかりませんが、一通り書いてみます。
湯冷ましの準備
これは夜間断乳のやり方について調べるとよく出てくることですが、夜間断乳を始めてからは授乳の代わりに湯冷ましやお茶をあげて対応するのが良いようです。
何で飲ませる?
ここで悩んだのが「何で飲ませるか?」でした。
- 哺乳瓶であげて良いの?
- でも哺乳瓶であげる=乳首を吸うということで、それだと結局今まで授乳していた時とやることはあまり変わらないよね?
- それだと「夜中に起きる」というのは今まで通りなのでは?
- でもストローはまだよくこぼすから、夜中は使いたくないし・・・
- スプーンであげるのは大変だし、その間に覚醒しちゃいそうだし・・・
悩んだ末に、哺乳瓶であげることにしました。
常温?沸かし直す?温める?
はじめのうちは寝る前に湯冷ましを入れておき、起きた時点でそのまま常温で飲ませてみました。
が、乳首を吸った瞬間嫌な顔をされてしまい、ほぼ飲まず。
次に試したのは、息子がグズグズし始めた時点で湯冷ましを作るパターン。
布団に置いていくと本格的に泣き始めてしまうので、買ったばかりのポルバンシングルショルダーを活用しながら台所へ・・・
電気ケトルを使えば、少量ならほんの数分でお湯をわかすことができます。
・・・が、ほんの数分とはいえど台所まで移動してお湯が沸くのを待ち、冷めるのを待ち・・・としていると、その間に息子が完全覚醒してしまいました。
というわけで最終的に行き着いたやり方は、
という方法。
これなら寝室から動かず、息子が覚醒するまでの間にササッと準備することができます。
寝ぼけている間に少しだけ湯冷ましを飲み、気が済んだようにまたスゥッと寝ていくこともありました。
自分があまりに眠い時は、温度調整した哺乳瓶を息子に渡し、セルフで吸っていてもらったこともありました・・・
電気はつけない
息子が完全に起きてしまっても、電気はつけないように徹底しました。
あまりにグズるようなら一度明るくして目を覚まし、泣き止んでから改めて寝かすというのもありだとは思うのですが、息子の場合はただただ眠りきれないグズグズ・・・というかんじだったので。
「今はねんね」「ねんねだってば・・・・」とか繰り返してた気がします。。。
朝の授乳は起こしてから
夜間断乳を始めた頃はとにかくしんどくて、
「朝6時前にグズった時はもうあげていいよね?一晩よく頑張ったよね!!?」
と、6時頃に授乳。
そこから7時頃まで息子と一緒に二度寝・・・というかんじでした。
でも数日経ったところでふと、
「これじゃ意味ないんじゃ??」
「『寝てる時にグズったらおっぱいが来る、その後また寝る』って習慣自体をなくすべきなのかも?」
と思い始めて。
そこからは、
ということに。
自分で決めたルールでしたが、これがまぁキツイ・・!!!
たとえば5時半に息子が起きて、授乳しようと決めた場合。
それなら電気をつけてそのまま起床になり、着替えさせてベビーサークルに連れていかなくてはなりません。
あまりの眠さに、
- 授乳
- オムツ替え
- 着替え
まで終わらせて息子が遊び始めたら、私用の掛け布団をベビーサークル内に持ち込んで寝ていました。
しんどかったですが、個人的にはこの習慣は結構意味があったんじゃないかなぁと思っています・・・しんどかったからそう思いたいだけかもしれませんが。笑
日中のリズムはずらさない
夜中寝ていなくてしんどくても、日中のリズムはずらさない。
これ、本当にしんどい・・・
でも、日中のリズムをずらすことで生活全体がガタガタになるのは避けたかったのと、息子自身がすこしでも生活しやすい状態で安定させてあげたかったので頑張りました。
日中のリズムは、
~7:00 | 起床。授乳と着替え |
9:00 | 午前寝(30分~1時間) |
10:30 | 離乳食+授乳 |
12:00 | お昼寝(2時間前後) |
というかんじ。
夕方以降については、次の項目に続きます。
離乳食・就寝・ミルクの時間と量をそれぞれ調整
前項目の続き、夕方以降の生活について。
元々の我が家は、
15:00 | 離乳食+授乳 |
18:00 | お風呂 |
19:00 | 就寝(添い寝、トントン) |
22:30 | 一旦起こしてミルク200ml |
― | 飲み終わったら再度寝かしつけ |
という流れでした。
(22:30のミルクは、息子が自分で起きてくることも多いです)
が、ネットで見つけた体験談に、
と書いてあるのを見つけたことから、まずは離乳食を夜に移動。
ミルクの時間を遅くし、量を200mlから240mlに増やしました。
離乳食を夜にした関係で、お風呂から寝かしつけの流れが1時間押しになりました。
こんなかんじです。
15:00 | 授乳 |
18:00 | 離乳食+授乳 |
19:00 | お風呂 |
20:00 | 就寝 |
23:00 | 一旦起こしてミルク240ml |
― | 飲み終わったら再度寝かしつけ |
この状態で夜間断乳成功に至ったので、今もこの流れのまま安定しています。
成功に向けて私が「やらなかったこと」
夜間断乳について調べていて、よく出てきたけれどイマイチ効果が感じられないというか、それ本当に意味ある??と思ってやらなかったこと色々。
それをしなかったからうまくいかなかったんじゃない?と言われたらそれまでですが!汗
「朝までおっぱいバイバイだよ」と言い聞かせる
夜間授乳のやり方によく書いてあった、
というもの。
息子の場合は『おっぱい』そのものへの執着が激しいわけではなかったので、これに関しては特に言い聞かせたりはしませんでした。
おしゃべりの流れで軽く「じゃあまた明日~」とか言ってたくらいだと思います。笑
肌のふれあいを増やす
これもよく書いてある気がします。
言いたいことはわかるんだけど、うーん、でも今までも普通に抱っことかしてるしさ・・・
そこまで意識して関わることはしていませんでした。
散歩を増やす
というようなのも見かけました。
はじめのうちは、ちゃんとやろうとしたんです、散歩。
どんなに夜中寝ていなくてしんどくても、日中はしっかり外に出て疲れさせてメリハリをつけて・・・
・・・・疲れて、やらなくなりました。笑
完了までにかかった期間
今の息子は、夜中に「ンギィー!!」と泣くことはたまにあるものの、基本はそのまますぐにグーグー。
ぐずりかけたとしても、トントンすればすぐに寝付いてくれます。
こうなるまでにどれくらいの時間がかかったのか?というと・・・
1週目 | 夜中何回も起きる。湯冷ましで対応するも、グズグズしてなかなか寝ない。抱っこでユラユラ |
2週目 | 起きても布団でトントンすれば静かになる。が、なかなか寝ない。 |
2週目後半~ | 2,3回起きるが、しばらくトントンすれば寝るようになる |
3週目 | トントンで寝付くのが早くなる |
4週目 | 夜中ほぼ起きなくなる |
というかんじでした。
完了まで約1か月・・・結構かかりました・・・
といっても、本当にしんどかったのは始めの2週間。
出口の見えなさに悶々とした後、吹っ切れて「息子のペースを大事に、気長に付き合っていこう」と決めた頃からは早かったように感じます。
夜間断乳を終えて思うこと
断乳についての考え方は色々ですが、私は今「夜間断乳、やって良かった―!!」と思っています。
しんどかったけど、やっぱり夜中しっかり寝てくれるという安心感はすごいです!!
この記事が、これから夜間断乳に挑む方のお役に立てるといいなぁと思います。
以上、【夜間断乳】7ヶ月で夜間断乳に成功した我が家のやり方【実況レポ完結編】でした!!
2017.12.5追記:「パパに協力してもらうとうまくいく」は本当?
読者さんから、
と、質問をいただいたので追記します!
- 断乳中ママが対応すると母乳の匂いがするからグズりやすい
- パパが対応した方が、気分が変わってうまくいきやすい
というのですよね。
私もよくそれを耳にしていたので、実は連休(もしくは週末)から始めようと思っていました。
結果的には寝るようになるまで長~くかかったので、いつ始めるかは関係なくなってしまいましたが・・・
我が家の場合そもそも息子が『おっぱい星人』というわけではなかったので、私が対応しているからといって特別飲みたがる素振りがなくて。
もしこれが、私といるせいで「めちゃめちゃ飲みたい!そこにあるんだから飲ませろ!!!」というような素振りだったら、夫に代わってもらっていたかもしれません。
あと、最近の息子は
- 眠い時、私が横に行けば自分で寝る態勢に入って寝る
- 同じく眠い時、夫が横に行くと「お前じゃねぇえええ」というようにギャンギャン泣いて怒る
という習性(?)があり・・・
夫に代わってもらおうかとも考えたのですが、余計に泣きが長引いたり、興奮状態になったりする可能性を考えてやめました。。。
そのかわり、休日は夫が朝起きてきた時点でバトンタッチ!
そこから2時間ほど寝かせてもらったりして、なんとかパワーを温存するようにしていました。