
こんにちは、アラサー保育士かーちゃんのヒナ(@hinamama_cm)です。
先日、こんなツイートをしました。
生後1ヶ月 → 今の睡眠変化
やばい…当時やばい… pic.twitter.com/61xwilWcS7
— ヒナ@息子ケロ11ヶ月 (@hinamama_cm) 2018年3月31日
このツイートを見ていただいた方から、
- どうやって生活リズムを整えたの?
- 「ネントレ」やってた?
という質問を何件かいただきました。
せっかくなので、今まで書いていた生活リズム関連の記事をまとめつつ、データと共に一年間を振り返ってみます(*^^*)
保育士として働いていた経験から、
「子どもにも親にも負担が少なく、スムーズな生活を送れるように」
という点を意識して、生活リズムを作るようにしています。
生活リズム作りにお悩みの方、
「ネントレ」をしたいけれど、どこから手を付けたら良いのかわからない・・という方に、
少しでもお役に立てればと思います。
「このやり方をすれば絶対ちゃんと寝るようになる」という物ではありません。
また、「うまく生活リズムが作れない=保護者さんの努力が足りない」というわけでもありません。
あくまで一例として、お読みいただければと思います。
目次
【2ヶ月】生活リズムを意識し始める
新生児期が終わり、家での生活に少しずつ慣れてきた頃。
我が家は2ヶ月頃から、少しずつ生活リズムを意識し始めました。
と言っても、まだまだ「好きな時に寝て起きて」の赤ちゃんです。
基本は息子のペースに合わせつつ、『大人がしてあげること』の時間を一定にしてみました。
- 朝8時までにカーテンを開ける
- お風呂の時間を決める(18時)
- 夜、寝室へ移動する時間を決める(21時。寝室は暗くする)
無理に起こす・寝かせるということではなく、あくまでコチラの働きかけを一定時刻にする感覚です。
寝室は豆電球で薄暗くしていました。
詳しくは当時の記事へどうぞ!
息子の場合、この頃から夜まとまって寝てくれることが増えてきました。
また、「21時になったら寝室へ移動し、暗くする」を意識し始めると、寝付く時間にも変化が。
バラつきはあるものの、22時頃には寝付くようになりました。
【3ヶ月】日中の睡眠がバラバラ
生後3ヶ月頃は、夜はあるていど寝てくれるものの、日中の睡眠がなかなか安定せず。
まだまだバラツキが激しいので、現状維持で様子を見ました。
【4~5ヶ月】寝かしつけ時間を早める
生後4ヶ月頃、寝室移動する時間を早めてみることにしました。
詳細は当時の記事に書いてあります!
その結果、少しずつ就寝時間が早くなり、5ヶ月頃には19時頃に寝るようになりました。
↓21時就寝
↓19時就寝
また、夜にしっかり眠るようになったからか、日中の睡眠が減り、一度に長く眠ることも出てきました。
さらに、この頃から朝は6時頃に起きるようになりました。
- 朝6時頃に起きるようになる
- 夜、寝室へ移動する時間を一定に(19時。寝室は暗くする)
【6ヶ月】離乳食開始・日中の睡眠時間を調節
息子は6か月になる前日に離乳食を始めました。
離乳食は10時半と決め、毎日ほぼ同じ時間にあげるよう意識しました。
また、この頃から日中の睡眠時間も調節するように。
長く寝すぎてしまうと、そこから他の生活にもずれ込んで、流れが壊れてしまいます。
私の場合は6ヶ月ごろから、「起こす」を基本にリズムを作っていきました。
この件については後述します。
続けていくうち、少しずつ日中の睡眠が一定に。
一日のリズムが出来たことで息子も生活しやすくなったのか、「食べる・寝る・遊ぶ」が全体的にスムーズにまわるようになりました。
寝付きも良くなり、自分でスーッと眠ることも出てきました。
- 離乳食開始。毎日同じ時間に(10時半)
- 午前寝は、10時には起こす
- 夕寝は、17時には起こす
生活リズム作りは「起こす」から始める
生活リズムを整える時の基本は「起こす」ことから
これは以前、先輩保育士が「夜なかなか寝ない」という保護者さんに答えていた事を参考にしています。
まずは朝早く起こすところから初めてみるのはどうかな?
もちろん、それぞれの状況やお子さんのタイプによっても違うので、すべてのご家庭に当てはまるものではありません。
でも、
「寝かせる」より、「起こす」方が簡単
この先輩のセリフは、私の中でものすごく印象的でした。
消灯時間を早くしても、入眠儀式を見直しても、子どもが本当に「寝る」かどうかはわからないんですよね。
そう考えれば「起こす」方が簡単。
言われてみれば当たり前なのですが、私には思いつかなかった発想でした。
もちろん、起こしてからグズグズだったりするので、そこはフォローが必要ですが・・・
個人的には、
「いつ寝るかわからない子を寝かせる」よりは、起こしてからフォローする方が精神的負担が少なく感じます。
その時間に起きることが習慣付けば、グズグズさんも収まっていきます。
【7ヶ月】夜間断乳・2回食開始
我が家は、7か月になる頃に夜間断乳をしました。
夜間断乳を思い立ったキッカケは「夜中の授乳がしんどいから」だったのですが😅、
息子もちょうど良いタイミングだと感じ、実行しました。
夜間断乳について、詳しくは当時の記事へどうぞ!
夜間断乳が落ち着くまでの間、夜の睡眠は乱れまくりに・・・
夜間断乳が完了するまで半月強かかりましたが、その後はグッと一日のリズムが安定しました。
また、7ヶ月から離乳食が一日2回に。
はじめは15時にあげていましたが、3回食になってからのリズムを踏まえて18時に変更しました。
- 夜間断乳をする
- 2回食開始。2回目も毎日同じ時間に(18時)
7か月の終わり頃には、夕寝をしない日も出てきました。
詳しくは、こちらの記事へどうぞ!
【8ヶ月】ジーナ式導入・夕寝なしに
このまま順調に進んでいけそうだなーと思っていた生後8ヶ月。
夫実家へ帰省した一週間をキッカケに、恐怖の夜泣きが始まりました。
もう、一気にリズム崩れまくり。ガッタガタです。
離乳食・お風呂などはズラさないように頑張ってみたものの、それでも終わりが見えない夜泣き。
さすがに心が折れかけました。
マジで夜泣きが始まってしまった。
泣く
立って抱っこじゃないと泣き止まない
落ち着いて降ろす
寝るしばらくしてまた泣く…
これを5セット?6セット?母はもう限界です…
— ヒナ@息子ケロ11ヶ月 (@hinamama_cm) 2018年1月9日
ここで、藁にもすがる思いで頼ったのが『ジーナ式』です。
「ジーナ式」とは、生活スケジュールから離乳食の与え方まで、すべてがカッチリ決められている究極のネントレ。
人によって合う合わないが激しいと聞いていたので、今まで避けていたものでした。
この夜泣きから救ってくれるなら何でもするから!!
ということで、8ヶ月からジーナ式を取り入れるようになりました。
詳細は当時の記事へどうぞ!
「ジーナ式を取り入れた」といっても、全てを本通りにするのは不可能!!
ということで、できる範囲で試しました。
- 【17時に離乳食2回目、18時にお風呂、19時に寝かしつけ】を完全固定
- 寝かしつけは、完全に真っ暗にする
- 夕寝をしなくなる
その他、細かい点は夜泣き完結編にまとめているので、そちらへどうぞ!
ジーナ式のおかげかどうかはわかりませんが、
8ヶ月の終わり頃には夜泣きが収まり、一日のリズムも安定するようになりました。
【9~10ヶ月】午前寝をしなくなる
9ヶ月頃から、お昼寝に変化が。
今までは12時頃に眠くなっていたのが、13時頃まで寝ずに遊ぶようになりました。
これはそろそろ、午前寝なしでも良いのかも?
ということで少しずつ午前寝なしの日を作るようにしてみました。
どうしても眠そうな時は寝かせますが、そうでない時は、
- 遊びで眠気を飛ばす
- 離乳食を早める
などで調整していました。
繰り返すうちに少しずつリズムができ、午前寝なしでしっかり遊べるようになりました。
- 午前寝をしなくなる
【11ヶ月】理想的な生活リズムに!
そして今、11ヶ月の睡眠リズムがこれです。
外出などでズレることはもちろんありますが、基本的にはこのリズムで過ごしています。
ハイハイや伝い歩きのスピードも早くなり、外遊びも大好きに。
卒乳したこともあり、朝夕のオヤツ(補食)を食べるようになりました。
- 朝夕のオヤツ開始。毎日同じ時間に(10時前、15時)
まとめ
ザザーッと我が家の一年間を振り返ってみましたが、いかがだったでしょうか。
はじめにも書きましたが、子どもたちそれぞれに個性があります。
性格はもちろん、体力も、必要とする睡眠の量も違います。
なので、この記事に書いてあることがみんなに通用するわけでは決してありません。
あくまで一例として、少しでもお役に立てれば幸いです(*^^*)
以上、保育士母が実践!「ネントレ」と「生活リズムの整え方」でした!