今回は「離乳食後期の献立決め」について。
3回食になると、毎回なにを作ろうか本当に悩みますよね。調理よりメニューを考えるほうがよっぽど面倒だったり・・・
少しでも効率の良い方法を!と模索し、私はメニューの決め方をパターン化することでだいぶラクになりました。
【離乳食後期】メニューの決め方
私がメニューを考えるのが面倒な理由は「考えることが多いから」
家にある食材・栄養バランス・作る手間・子どもの好み。これらをすべて踏まえて「さてどこから考える?」という漠然とした感覚がとても苦手でした😫
そこで考えたのがパターン化。いつも同じ順番でメニューを決めるようにしました。
具体的には、
- 手づかみ用の野菜
- 主食
- メインおかず
- 必要に応じて+α
という順。実例を挙げて解説していきます。
1.手づかみ用の野菜
メニューを決めるのはいつも「手づかみ用の野菜」から。
下ごしらえを済ませて冷凍してある中から「朝はニンジンにしよう」「さっきはニンジンを食べたから、次はホウレンソウにしよう」というかんじでテキトーに選びます。
他のメニューにも野菜を入れるので、ここでは一種類を選べばOK。
手づかみ野菜例
- ニンジン
- ほうれん草
- ブロッコリー
- かぼちゃ
- さつまいも
野菜以外の手づかみメニューにするときは(豆腐ハンバーグ・お焼きなど)、あとで決めるメインおかずのタンパク質を減らし、野菜を増やして調整します。
2.主食
手づかみ用の野菜を温めている間に、主食を何にするか決めます。
主食例
- おかゆ
- そうめん
- うどん
- スパゲティ
おかゆは小分け冷凍してあるので、そこから必要量を出して解凍するだけ。
そうめん・うどん・スパゲティを使う時はレンジで茹でます。はくばくのベビー麺シリーズはレンジ用に加熱時間が書いてあるので便利。
3.メインおかず
メインおかずを考えるのは一番最後。
メインと言っても、11ヶ月の現時点ではほぼ「具だくさんスープ」に頼っています。タンパク質も野菜もどんどんスープに入れちゃう、栄養的にはこれでバッチリ!
味付けも今は基本的にしていません。そのまま煮込んだものをあげています。
具だくさんスープ例
- キャベツ + 玉ねぎ + ササミ
- ごぼう + 長ネギ + 豚ひき肉
具だくさんスープのアレンジ
具だくさんスープは簡単にアレンジができます。
スープのアレンジ例
- ミルクスープ(+牛乳 or 豆乳)
- トマトスープ(+トマトペースト)
- シチュー(+ホワイトソース)
- ミートソース(+トマトペースト+ひき肉 or 豆腐ハンバーグを潰したもの)
小分けタイプのトマトペーストは特にオススメ!トマトの湯剥きや種取りはめんどうですが、ペーストなら開封してちょこっと入れるだけで簡単アレンジ完了です。
冷凍もできるので、余ったら一回分ずつフリージングトレイに入れて冷凍庫へ✨
ホワイトソースも手作りすると大変なので、市販の顆粒タイプにお任せ。スープに入れて混ぜるだけでシチュー風になります。
煮物・炒り卵・お焼きなど
煮物・炒り卵・お焼きなどのメインおかずを用意することもあります。その場合もスタート地点はやっぱりスープ。
メインおかず例
- 煮物:スープを解凍し、水分を飛ばす
- 炒り卵:上記の「煮物」に卵を混ぜて焼く
- お焼き:上記の「煮物」に片栗粉や小麦粉を混ぜて焼く
具材を変えればアレンジは自由自在!できるだけ食材が偏らないよう工夫しています。
- ピーマン肉詰め風(ピーマン+ひき肉+トマトペースト)
- 炒り卵(ニンジン+ホウレン草+ササミ+卵)
- 炒り卵(キャベツ+シラス+卵)
- お焼き(ジャガイモ+ツナ+片栗粉)
- お焼き(山芋+ひき肉+青のり+片栗粉)
- お好み焼き(キャベツ+豚肉+小麦粉)
タンパク質が足りない時は粉豆腐が便利。どんなメニューにも合わせやすく、混ぜるだけで簡単に栄養とボリュームがアップします✨
4.全体のバランスを見て「+α」を考える
最後にメニュー全体の栄養バランスを見て、必要があれば+αを考えます。
- おかゆに焼海苔・青のり・きなこ・かつおぶし・納豆・シラスなどをトッピング
- おかゆやおかずに粉末ベビーフードを混ぜる
メニューがマンネリ化しているなぁと感じた時は、ここからさらにアレンジすることも。
- スープご飯(具だくさんスープをご飯にかける)
- おじや風(スープご飯をレンジで煮詰める)
- リゾット風(スープご飯に牛乳・チーズを入れてレンジで煮詰める)
- ドリア風(リゾット風の上にとろけるチーズを乗せて焼く)
野菜を下ごしらえしたときの煮汁を冷凍しておき「具なし野菜スープ」として出すこともあります。野菜の栄養が溶け出して栄養たっぷり!
とにかく冷凍してあるものと市販品を組み合わせ、少しでも手早くラクに献立が組めるよう工夫しています👍
【離乳食後期】実際のメニューを写真で紹介
こんな風に毎日テキトーに作っている我が家の後期離乳食。実際のメニュー写真を少し載せてみます。
ちなみに盛り付けセンスは皆無です、ご了承ください!
ケロのお昼ご飯。
・海苔まぶしご飯
・ほうれん草と豚そぼろの炒り卵(手づかみ用)
・トマトスープ(椎茸と玉ねぎ入)これに対し、大人は「とにかく野菜ぶっこみゃなんでもいいだろ」煮込みラーメンのみである。 pic.twitter.com/pML7VIu85i
— ヒナ@息子ケロ10ヶ月 (@hinamama_cm) 2018年2月24日
トマトスープは、椎茸と玉ねぎをやわらかく煮て、カプセルカッター キャトルでみじん切りし、煮汁ごと冷凍。トマトペーストを混ぜて完成!
ほんと、普通のご飯だなー。裏ごしとかしてたのにね。。。
◆2.5倍がゆ
◆ほうれん草と玉ねぎのトマトスープ
◆かぼちゃ(一口サイズに切りながらあげる)
◆豆腐ハンバーグ
◆湯冷まし食べる直前にレンチンするだけなので、準備は10分もかからない
(ほぼ加熱待ち時間)レンジ様様ー!! pic.twitter.com/tTh6EznvaG
— ヒナ@息子ケロ10ヶ月 (@hinamama_cm) 2018年3月8日
豆腐ハンバーグの作り方はコチラ。
- さつまいもスティック
- ササミ混ぜがゆ
- ピーマンと玉ねぎのトマトスープ
- 冷凍うどん
- シラスとブロッコリー
ヌードルカッターを直接突っ込んでうどんをカットし、ブロッコリーとシラスを混ぜながら食べさせる超テキトーメニュー。
- 豆腐ハンバーグ
- 筑前煮(ベビーフード)
- おかゆ
- コーンスープ(ベビーフード)
- ニンジン
- 青のりがゆ
- 豆腐ハンバーグ
- かぼちゃ
- 青のりがゆ
- お肉とブロッコリーのスープ
豆腐ハンバーグを解凍してザクザク崩し、ブロッコリーと一緒にレンジでチンするだけのお手軽スープ。簡単でボリューム満点、息子もよく食べます。
- 野菜とお肉の煮物(ベビーフード)
- おかゆ
- キュウリとニンジンの炒り卵
我が家の離乳食手抜きポイント
最後に、我が家流の離乳食手抜きポイントをふたつ。
「朝はパン」と決めておく
献立決めの手間を少しでも減らすため「朝の主食はパン」と決めてしまうことにしました。
メニューは2パターンのみ。
朝食の2パターン
- パン + タンパク質入のスープ
- パン + 野菜スープ + ヨーグルト
パターン1なら、
- パン+ツナと玉ねぎのスープ
- パン+ささみとホウレンソウのスープ
パターン2なら、
- パン+トマトと玉ねぎのスープ+ヨーグルト
といったかんじ。パンなら手づかみをしても汚れにくいし準備も簡単!
朝の離乳食は夫にまかせていることもあり、メニューを固定することでよりスムーズに生活できている気がします。
夫ブログ:『夜はママ、朝はパパ』が我が家のルール!妻の負担軽減と子供との密な関わり
キッチンバサミで簡単&時短
便利アイテムに頼るのも重要です!
特に活躍しているのはキッチンバサミ。我が家の必須アイテムです。調理に使えるのはもちろん、食べる直前に肉を小さく切ったりするのにも重宝します。
離乳食後期の献立決め│まとめ
はじめに書いたとおり、インスタ映えは一切ないリアルな食卓でした😅
離乳食は面倒ですが、うまく手を抜いて楽しんでいけたらいいなぁと思います。